こんばんは 戸田です。
今日はコーチングとは関係のない、
プライベートな話しにお付き合いいただければ、
と思います。
我が家のペットの話しです。
我が家では、ここ7年ほど、ニャンコ2匹、ワンコ1匹の体制が続きました。
ワンコが来たのが7年前、
その時、ニャンコ達は10歳と9歳。
まだまだ元気でしたが、シニアの域に入っていました。
今日の主役は、この、当時10歳のニャンコです。
この子は、子猫の時から、穏やかそのもの、
飼い主大好き、
人が来れば営業部長。
お見送り、お出迎えは欠かさず、
名前を呼べば、急ぎ足でやってくる、
そんな子でした。
先住ペットにとって、新入りを迎えるのはツライもの。
ましては、穏やかに老後生活を楽しむ2匹にとって、
騒々しく、動きの激しい、小さな、ムクムクした、違う種(トイプードル)の出現は、かなりのストレスでした。
穏やかで、怒ったことのない10歳のニャンコが、
シャーと言うのも初めて見ましたし、
まる1日、別の部屋に籠ってしまったのも、
予想以上の反応でした。
それでも、聞き分けの良い、フレンドリーなこの子は、
翌日からは、少しずつ新しい環境に順応し、
新入りワンコを受け入れて、
その後7年間、折り合って、過ごしてくれました。
ワンコが無礼千万の態度をとっても、
一度も怒ったことはありません。
だから、我が家は、平和にペット3匹体制が続きました。
ペットを多頭飼いしている方はご存知かと思いますが、
“先住ペットをたてる”
は先住ペット達の幸せの基本です。
私も最初のうちは、それを常に意識していましたが、
時の経過とともにだんだんと忘れ・・・
気づけば、甘え上手でボクが一番!と言ってくる、
新入りワンコがNo.1の座についていました。
来客があっても、まず、声をかけるのは、ワンコになりました。
ペットを飼った以上、いつかはお別れの時がやってきます。
へんな話しですが、
わたしは、いつも、この10歳(今は17歳ですが)のニャンコは、
あまり長患いせず、
飼い主に精神的、経済的負担をかけずに、
お星さまになるんだろうなあ、
と思っていました。
それ程、良い子だったのです。
一昨年の11月、16歳の時、
長生きニャンコの宿命である腎不全になりました。
数値的には、1か月ももたない状態でした。
私は慌てました。
悔やみました。
知らない間に、私は、ワンコに一番、時間も関心も割いていた、
このまま、お別れになったら、
この先、どんなに悔やむだろう・・・
ところが、あっさりと逝ってしまうと感じていた私の予想に反して、
この子は、その後、1年と2か月、生き続けてくれました。
体重は半分以下になり、
身体はきつかったのだろうと思いますが、
見た目には普通の生活を送ってくれました。
だから、飼い主として、闘病させることの是非に悩まなくてすみました。
この子に会いに、たくさんの友人が来てくれました。
飼い主が、精神的にも経済的にもやり尽くしたと感じるまで、
生きてくれました。
そして、3日前に、夫と私に最後の瞬間を看取られながら、
お星さまになりました。
帰宅の遅い夫を、静かに待っていました。
その日の朝から、ただ、声も出さずに横たわっていましたが、
夫の声が玄関に聞こえた時にだけ、
鳴き声をたて、必死に首をもたげました。
一昨日は、生前のこの子を知る、親しい友人に集まってもらい、
お葬式をしました。
1年2か月前の段階で、あっさりお別れになっていたら、
後悔の念が、本当に私を苦しめたと思います。
それを防ぐために、この子は、生き続けてくれたと思っています。
そして、私に、目標が見つかり、
また、母が近くに来ることで時間を取られる状態になり、
そのタイミングを、別れの時に選んだ、
そう、私は思っています。
やっぱり、
この子は、
すごい子でした。
この子だけではなく、
ペット達に教えられることはたくさんあります。
飼い主への無条件の愛
常に現在を精一杯生きている様・・・
本当に、本当にありがとう。
大好きだよ。
最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございます