やっぱりすごい子だった | 50代からのちょうどいい生き方|自分色にReデザイン

50代からのちょうどいい生き方|自分色にReデザイン

20年の会社員を経て49歳でライフコーチへ。これまで頑張ってきた女性たちの心をゆるめ、オリジナル「生き方Reデザイン®ノート」で、人生後半を“自分色に輝かせる”サポートを展開中!人生の折り返しから、自分の価値観で幸せを選び取る女性を増やしたい!

こんばんはおんぷ 戸田です。

 

今日はコーチングとは関係のない、

プライベートな話しにお付き合いいただければ、

と思います。

 

我が家のペットの話しです。


我が家では、ここ7年ほど、ニャンコ2匹、ワンコ1匹の体制が続きました。

ワンコが来たのが7年前、

その時、ニャンコ達は10歳と9歳。

まだまだ元気でしたが、シニアの域に入っていました。

 

今日の主役は、この、当時10歳のニャンコにゃーです。



(写真は16歳の頃です)

 

この子は、子猫の時から、穏やかそのもの、

飼い主大好き、

人が来れば営業部長。

 

お見送り、お出迎えは欠かさず、

名前を呼べば、急ぎ足でやってくる、

そんな子でした。

 

先住ペットにとって、新入りを迎えるのはツライもの。

 

ましては、穏やかに老後生活を楽しむ2匹にとって、

騒々しく、動きの激しい、小さな、ムクムクした、違う種(トイプードル)わんわんの出現は、かなりのストレスでした。

 

穏やかで、怒ったことのない10歳のニャンコが、

シャーむかっと言うのも初めて見ましたし、

まる1日、別の部屋に籠ってしまったのも、

予想以上の反応でした。

 

それでも、聞き分けの良い、フレンドリーなこの子は、

翌日からは、少しずつ新しい環境に順応し、

新入りワンコを受け入れて、

その後7年間、折り合って、過ごしてくれました。

 

ワンコが無礼千万の態度をとっても、

一度も怒ったことはありません。

 

だから、我が家は、平和にペット3匹体制が続きました。

 

ペットを多頭飼いしている方はご存知かと思いますが、

“先住ペットをたてる”

は先住ペット達の幸せの基本です。

 

私も最初のうちは、それを常に意識していましたが、

時の経過とともにだんだんと忘れ・・・

 

気づけば、甘え上手でボクが一番!と言ってくる、

新入りワンコがNo.1の座についていました。

 

来客があっても、まず、声をかけるのは、ワンコになりました。

 

 

ペットを飼った以上、いつかはお別れの時がやってきます。

 

へんな話しですが、

わたしは、いつも、この10歳(今は17歳ですが)のニャンコは、

あまり長患いせず、

飼い主に精神的、経済的負担をかけずに、

お星さまになるんだろうなあ、

と思っていました。

 

それ程、良い子だったのです。

 

一昨年の11月、16歳の時、

長生きニャンコの宿命である腎不全になりました。

 

数値的には、1か月ももたない状態でした。

 

私は慌てました。

悔やみました。

 

知らない間に、私は、ワンコに一番、時間も関心も割いていた、

このまま、お別れになったら、

この先、どんなに悔やむだろう・・・

 

ところが、あっさりと逝ってしまうと感じていた私の予想に反して、

この子は、その後、1年と2か月、生き続けてくれました。

 

体重は半分以下になり、

身体はきつかったのだろうと思いますが、

見た目には普通の生活を送ってくれました。

だから、飼い主として、闘病させることの是非に悩まなくてすみました。

 

この子に会いに、たくさんの友人が来てくれました。

 

飼い主が、精神的にも経済的にもやり尽くしたと感じるまで、

生きてくれました。

 

そして、3日前に、夫と私に最後の瞬間を看取られながら、

お星さまになりました。

 

帰宅の遅い夫を、静かに待っていました。

その日の朝から、ただ、声も出さずに横たわっていましたが、

夫の声が玄関に聞こえた時にだけ、

鳴き声をたて、必死に首をもたげました。

 

一昨日は、生前のこの子を知る、親しい友人に集まってもらい、

お葬式をしました。

 


 

1年2か月前の段階で、あっさりお別れになっていたら、

後悔の念が、本当に私を苦しめたと思います。

 

それを防ぐために、この子は、生き続けてくれたと思っています。

 

そして、私に、目標が見つかり、

また、母が近くに来ることで時間を取られる状態になり、

そのタイミングを、別れの時に選んだ、

そう、私は思っています。

 

やっぱり、

この子は、

すごい子でした。

 

この子だけではなく、

ペット達に教えられることはたくさんあります。

 

飼い主への無条件の愛

常に現在を精一杯生きている様・・・

 

本当に、本当にありがとう。

 

大好きだよ。

 

キラキラキラキラ最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございますキラキラキラキラ