浜納豆は納豆という言葉がありますが、製造方法が異なります。
納豆は柔らかく煮た大豆に納豆菌を加える事でできます。
それに対して、浜納豆は柔らかく煮た大豆に麹菌と小麦を加えて発酵させます。豆麹が浸るくらいまで塩水を入れて半年~1年ほど熟成させます。その後天日干しをするのが浜納豆です。
糸を引かない塩辛納豆になります。
塩辛納豆には京都の大徳寺納豆や天竜寺納豆があります。
中国から伝わった事で唐納豆やお寺で作られていた事などから寺納豆とも言われています。
黒褐色で塩気が強いのが特徴です。
味噌と同じく武将の栄養源として重宝されていました。
納豆は大きく分けて「糸引き納豆」と「塩辛納豆」にわけられると書きましたが、糸引き納豆についてみていきましょう!
誕生の時期は定かではないものの、稲作民族の日本には多くの藁がありその中に付着している納豆菌の働きで、大豆が発酵されたと想像されます。(藁苞納豆)
発酵食品は偶発的ではない微生物がかかわっていますが、発見は偶然に何かの拍子に見つかったものと言えるのかもしれませんね!
糸引き納豆が文献に登場するのは室町時代の精進魚類物語で、納豆太郎糸重が登場します。江戸時代になると納豆は庶民の間にも広まります。
糸引き納豆ににたものは海外にもあります。
●チョングッチャン(韓国)
●テンペ(インドネシア)
●キネマ(ネパール)
●ペーポー(ミャンマー)
●アク二(インド)
●トゥアナオ(タイ・ラオス)
一般的に火に通したり、揚げたりします。
納豆に含まれる成分を見ていきましょう。
●ポリグルタミン酸
●ムチン
●ナットウキナーゼ
ポリグルタミン酸はねばねばの主成分です。
廃物を排出し、肌の潤いを保ちます。
また納豆以外にも健康・医薬品分野でも活用されています。
ムチンもねばねばの主成分になります。
たんぱく質と糖が結合したもので、胃粘膜保護・胃腸・胃潰予防などに効果があります。
免疫力を高め疲労回復にもなります。
ナットウキナーゼはよく耳にする成分ではないでしょうか?
納豆菌に含まれるたんぱく質分解酵素で血栓防止・血圧降下作用・血行促進などに効果があります。
朝食に納豆を食べる家庭も多いかと思いますが、ナットウキナーゼの血栓予防効果が8時間程度持続する事から納豆を夕食に食べる事が良いとも言われています。
糸引き納豆と塩辛納豆では製造工程は異なるものの、栄養成分は同様のために手に入れやすい食品でもある納豆で手軽に健康に気をつける事ができますね!