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脳卒中・脳梗塞ランキング
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まとめ−7‐2

麻痺側が動き始めた初期の考察とビューティーローラーの効果


繰り返しますが、

リハビリ治療の違いは、

リハビリは生活の改善を目的としているのに対し、治療治すことを目的としています。治療は原因を究明することから始まり、原因が特定されたならば、原因を失くす事が治療となります。

脳卒中(脳出血・脳梗塞)後遺症の運動障害に対しての現行のリハビリは、リハビリが治療の如く実施されていて、


私が考える運動障害の一番の原因である末端の線維化=拘縮に対する治療をする考えが無いようです。




参考図→拘縮−2・ディアケア


脳卒中を発症すると、


弛緩性麻痺

痙縮

拘縮


と症状が進行します。


詳しく説明すると、

脳からの指令が出なくなり、患側の脳の反対側の半身がダランとした弛緩性麻痺が発生します。


その後、脳の運動野から延髄を通る運動指令が出なくなるために、


運動神経の通り路で上位運動ニューロンでもある錐体路(皮質脊髄路)・錐体外路の機能不全で「筋肉を収縮させる指令」と「筋肉を緩ませる指令」 が体にバランスよく伝わらなくなってしまいます。


結果、脊髄〜骨格筋間の脊髄反射亢進状態である痙縮が起こって、筋肉の緊張度が高まり、体がこわばったり突っ張ったりします。


また、脳からの指令が出ない事と、入院で寝ていて身体を動かさない時間も多い事もあって、患側の脳の反対側の半身の骨格筋が動かないために筋肉ポンプが稼働しません。すると血流障害・低酸素状態・慢性的炎症状態になります。


しかし、生体はこの状態で無理に修復しようとします。足らないのに無理な修復ですので、正常とは異なる異常な修復=線維化(コラーゲン沈着)して修復されてしまい拘縮へと進行します。


この拘縮を、ビューティローラーの繰り返しの強制的・受動的な筋肉の深部まで到達する刺激が麻痺側に伝わると、


通常のマッサージ効果の

a b c d 


特別のマッサージ効果の2つ(+1=空論)の事


が起こります。

……………………………………………

 

 通常のマッサージ効果は

以下のa b c d 


a− ビューティーローラーの刺激により、筋肉の中にある血管が、一旦は血管から血液が失くなりますが、その後、刺激圧の反動で瞬間的に逆に血管が開き血流を多く入れようとします。その結果、筋肉の中の代謝が進み、筋肉は再び元気になります。=代謝改善


b‐ 筋肉を包んでいる筋膜が解れ柔らかくなります。


c‐ 刺激による圧力が神経を通じて脳に伝わり脳から筋肉の緊張を緩める信号が出て、刺激を受けている筋肉が柔らかくなります。


d 筋肉線維自体も押し広げられてミクロレベルでのストレッチになります。


 特別なマッサージ効果

以下の2(+1=空論)つの事が起こります。


強烈な繰り返しの刺激が、血流改善・低酸素状態の改善・慢性的炎症状態の改善・筋肉ポンプの再稼働により線維化の阻止と生体の正常な修復反応を起こすこと。


強烈な繰り返しの刺激が、感覚が知覚となり、大脳の一次感覚野に伝わり脳内地図が再構築(マッピング)されると、辛うじて生き残っているペナンブラ領域に新しいシナプス結合により新しい回路が出来て運動野に繋がり、再度、運動指令が出るようになって行きます。


知覚が蘇ることに関しては(2024年02/22−投稿済み




人間の細胞は、一つ一つが電気を帯びており、通常、細胞内が」で、細胞外が「」の電位で安定を保っています(=分極)。


そこに何らかの刺激が加わると、細胞外が「−」、細胞内が「+」に変化します。


参考文献→OMRON・痛みwith


詳しく述べると、


神経細胞や筋細胞の膜は


通常は細胞膜の内側は「」で、細胞膜の外側は「」の電位で安定を保っていますが、




図の説明

細胞膜の内外には電解質が不均一に分布していて、

細胞膜の内側K+ 
細胞膜の外側Na+ 

という濃度が高い状態です。


細胞膜が興奮していないときの膜電位を静止電位といって、


細胞膜の内側マイナスに、細胞膜の外側プラスになっています。


そして

何らかの刺激ビューティローラーなど)によって
細胞膜が刺激を受けると、Na+に対する透過性が増大し、Na+は細胞内に流入します。結果としてプラスイオンが細胞内に流入するので細胞内はプラスに傾きます。(=脱分極=ナトリウムポンプ)。

参考ナトリウムポンプ

静止電位状態から何らかの刺激が加わり興奮すると、細胞膜外にあるNa+が細胞膜内へ入って来ます(ナトリウムポンプ)ので、細胞内は+イオンが多くなります。細胞膜内側に+イオンが増えると相対的に細胞膜の外側は電気的にマイナスになります。




図の説明→何らかの刺激(ビューティローラーなど)が加わると、

細胞内外の細胞膜のイオン透過性が変化(細胞内外のイオンの動き)して、

細胞の興奮して表れ、これが電気現象と活動電位を発生します。 


このように興奮に際してみられる一連の電位変化を、活動電位(actionpotential) と言います。


その後、元に戻る時は
K+チャネルが開くと、K+は細胞外に流出する。プラスイオンが流出するので、細胞内はマイナスに傾く(再分極)。

参考文→看護 roo! 

参考図→リハスタ


私の考えでは、

この電位の変化が、ビューティローラーの繰り返しの刺激で起こり、初めは感覚として脳に伝わり、その後、感覚から知覚と変化して行くと考えています。

  

2024年12/11追加→

●繰り返しの規則的な刺激により、活動電位・電流が発生して脳に求心路を伝わり脳の感覚野を刺激しますが、そのメカニズムを考えると、

ビューティーローラーの繰り返しの受動的・強制的・規則的なリズムの刺激が、共振・共鳴させて身体の細胞膜をも共振・共鳴させることにより、手技の不規則なリズムの刺激よりも、Naポンプを作動させて効率的に活動電位・電流を生みだしていると思われます。


もう一つ考えられること、

私の全くの推論ですが、

今も将来も実証はされないだろうと思っていますが、、。は刺激→感覚→知覚という主に神経・細胞レベルからの脳の活性化です。


要は神経・細胞レベルからの脳の活性化のアプローチです。


次に私の推論です。

それは筋肉を直接に動かすことで考えられることです。


骨格筋を繰り返し・強制的・受動的に動かすと、


人間もふくめて、すべての生物は、筋肉を動かす時に微弱な電気が起きるそうです。人間の細胞は、一つ一つが電気を帯びいて、通常、細胞内が「」で、細胞外が「」の電位で安定を保っています(=分極)が、そこに何らかの刺激(ビューティローラーの刺激)が加わると、細胞外が「−」、細胞内が「+」に変化するとことです。


参考文献→OMRON・痛みwith


代表的など例を挙げると、筋肉を動かして電気を発する電気ウナギなどです。




参考図→Power Academy・電気ウナギ


人間は電気ウナギ程の発電力はないですが、筋肉をビューティーローラーで強制的・受動的に動かすことにより活動電位が発生して、求心性経路を伝わり脳神経を刺激しているのかも知れません。

  

では何故、刺激(力)が加わり筋肉を動かすと細胞膜が興奮(ナトリウムポンプが稼働)して電気が発生して、方向性を持って求心路を伝わり、脳に到達するのか?を考えてみます。


刺激(力)が加わり細胞膜が興奮してナトリウムポンプが稼働して、細胞内外の細胞膜のイオン透過性が変化がメインだと思いますが、


私の推論(空論)では、他に


私はこの一連の流れにフレミングの右手の法則刺激(力)→ナトリウムポンプ稼働→活動電位→活動電位流】が関与しているのではないか?と考えています。


つまり、細胞膜にあるナトリウムポンプは、ATP(アデノシン3リン酸)のエネルギーを利用していますが、


何故刺激(力)が加わるとナトリウムポンプ稼働に繋がるか?ということです。




参考図→フレミングの右手の法則−自動車整備.com


フレミングの右手の法則は、

磁場、導体、電流の向きと関係を示す法則です。


右手


人差し指を磁場の方向に向ける

地球の磁場

親指を導体の運動方向に向ける

刺激=力

これらに垂直に向けた中指の方向に誘導電流が流れる 

活動電位・電流


磁場内(地球の磁場)で導体(=筋肉・細胞膜にナトリウムポンプあり)

が動く(刺激=力)と、導体に電流が流れる現象(活動電位・電流)を電磁誘導現象といいます。これは発電の基本原理です。


地球は、北極S極南極N極の巨大な磁石中で、電気信号により活動する筋肉をを受動的に動かす(刺激=力)とフレミングの右手の法則により電気が発するという考えです。


結果、地球(磁力)+筋肉(細胞膜にナトリウムポンプあり)を動かす(刺激=力)→活動電位・電流が発生して求心路を伝わり脳を活性化する


地球は、北極がS極、南極がN極の巨大な磁石中で、電気信号により活動する筋肉をを受動的に動かす刺激=力フレミングの右手の法則により電気が発するという考えです。




参考図→地球磁気−3−JAMSTEC(国⽴研究開発法⼈海洋研究開発機構)

 

地球上の生物は皆、地球の物理的法則の中で生きているから地球を意識した考えでないとならないからです。


これは、あくまでもも空論ですが、、。笑


また、何時になるか分かりませんが、後のブログで詳しく私の推論=空論を述べたいと思っています。


参考→一方、フレミングの左手の法則は、磁界の向きと直角に交わるかたちで電流を流すと、その2つと直角に交わる向きに力が働くという法則で、モーターなどに利用されています。



参考図→フレミングの左右手の法則‐東阪電子機器株式会社

左図=左手の法則

右図=右手の法則



⭕️本文に戻ります。



の脳からのペナンブラ領域からの運動指令(通常はクロス支配の指令・左脳→右半身・右脳→左半身)に関して、もう少し説明すると、


脳卒中発症後に


脳卒中後に出現する健側の脳の片代わりがあるので健側の脳からの指令がある





参考図→1-神経回路のつなぎ換えと機能回復が順序・自然科学研究機構 生理学研究所・国立研究開発法人科学技術振興機構


通常に元々あるストレート支配も10%あるので、健側からの指令がある


上記のペナンブラ領域からの新しい回路からの指令がある


参考→麻痺側の手足が動き始めることの考察

https://ameblo.jp/hapikuni/entry-12857346362.html



①②③、いずれの指令にしても、麻痺側の手足が動き始める事の意味は、痙縮が減少して拘縮が運動障害の一番の原因になるということです。


そして、この拘縮を改善する事が原因に対する治療となるのです。


リハビリは治療ではありません