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⭕私の考える脳の可塑性−16
現在のリハビリ方法の疑問−3)
交通事故で脊髄損傷をすると、脳からの指令が末端に届きませんから運動障害になることは理解出来ます。
参考図→脊髄損傷・お茶の水セルクリニック
一度傷んだ脊髄が完全に回復する可能性はほぼ0(=自力0・しかしIPS細胞などの脊髄再生医療に期待出来る?)です。
一方、脳梗塞は脊髄損傷と違って、脳神経は阻害因子の存在により再生しませんが、ペナンブラ領域の新しい回路(=脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)が機能を代用してくれます。また、経路の肩代わりもあります。
しかし、脳梗塞の場合は脳の可塑性が分かっている現在では、脳の辛うじて生き残っているペナンブラ領域に新しい回路(=脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)が出来ることが分かっています。
批判されるでしょうが、交通事故による脊髄損傷と違ってある意味、
脳梗塞の場合は、末端から脳の入口までの経路(椎体路・椎体外路)は保全されているのですから、辛うじて生き残っている脳のペナンブラ領域に新しい回路(=脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)が作成されるし、肩代わりもあるので、
脳という場所でトラブルを起こしたことは回復の期待が出来るという意味で幸運とも言えるでしょう。
参考図→ペナンブラ領域・中京病院・JCHO
参照図→神経細胞(ニューロン)がシナプス結合してネットワーク形成する図-神経細胞−ネットワーク−Akira magazin 神経細胞のおはなし
ビューティローラーやベルトマシンを使用して、筋肉を解し柔らかくすることで(脳の可塑性でも述べましたが)
私は脳は指令を出していても、末端の線維化により邪魔をされて思うように動けない状態にあると考えています。
筋肉・筋膜・腱・靭帯・関節・関節周囲組織の線維化と伴に、筋肉の硬化・短縮化と慢性的炎症状態で邪魔をされて、がんじがらめの状態で思うように動けなくなっていると考えています。
この状態をビューティローラーやベルトマシンを使用して、あてている部位を意識して熱くなるまで末端・特に筋肉(骨格筋)を解し柔らかくするのです。
具体的には、健側と同じ感覚になるまで、ビューティローラーを使用します。おそらく、麻痺側の太ももにビューティローラーを使用すると、最初の頃は知覚異常のために火傷しそうな位の熱感があるでしょう。
この熱感は知覚異常なので、次第に消えて行く事を経験しています。
そして、筋膜ごと筋肉塊がクルッとした感覚でローラーから逃げる感覚もあるでしょう。この逃げる感覚が無くなるまでビューティローラーを使用することが望ましいと思います。(年月が必要)
関節可動域訓練のリハビリは痛みを伴います。特に胸鎖関節については、腕は鎖骨からと言うように、腕を真っ直ぐ上に挙がるには
この胸鎖関節の可動域の拡大をせねばなりません。その際は上腕部分が伸ばされて痛いです。
下記の写真を参考に肩関節・肘関節・胸鎖関節の痛みに耐えて頑張りましょう。
その暁には、脳梗塞後遺症の運動障害から開放された明るい未来が
訪れて来るでしょう。
そして、もっと早い段階でビューティローラーを使用して筋肉を柔らかい状態にしていれば、脳梗塞後遺症の運動障害は軽く済んでいたと思われます。




