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脳卒中・脳梗塞ランキング
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まとめ−8−2‐3Мメソッド−原因に対する治療方法の発見(動画あり)

⭕️歩行の変遷

2018年12月〜2024年10末〜2025年01/29

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脳発症時車椅子(2018年12月)→杖歩行(2019年1月末)→杖なし歩行

https://youtube.com/shorts/qB_njhsN-vw?si=NMxwcVtQ6OoKWhDf

大阪てんしば広場散歩動画
(2024年10末)
   
https://youtube.com/shorts/yAqCYB7O7N4?si=twzjO2xIRYmhi45r

2025年01/29の散歩動画です。

https://youtube.com/shorts/8UDLcR_-O3U?si=19JiTHCZiXT_RUpQ

前回の動画よりも、かなり自然体で歩行出来るようになりました。歩行スピードも上がってぶん回し歩行のギッコンバッタンのギコチない歩行も薄れて重心移動から歩行が始まっています。
 
背中下部〜中部までの板状の張りは溶けて殆どなくなっています。

麻痺側の右腰・右お尻・右背中下部・右股関節の深部のコリ・張り・麻痺感は多少ありますが、毎日、朝起きる度に改善されている事を感じ完全回復へ進んでいる気がします。

麻痺側の右股関節は後戻りを考えて正常の位置よりもオーバー気味の改善になっています。これは正常歩行になると自然に正常な位置になるでしょう。

歩行に連動した麻痺側の右腕の振りは、以前よりは連動していますが、まだまだ不充分です。麻痺側の右肘は「くの字」には殆ど曲がっていません。

今後は更に、時間の経過と伴に、
腰・お尻・脚周りの筋肉のコリ・張り・そして麻痺感次第に深部から浅部へと浮き上がり、範囲も減少して軽くなって殆ど溶けて消えて行くと考えています。 


今回の回復への麻痺側の腰の変化を時系列にポイントを述べると、

真後ろから腰が入り凹み反る

真横からも凹みを感じる

  ①②の状態から更に後ろ外から斜め45度にもう一押しされて腰が入る(入った気がした=腰の回復の変換点・2024年11/22)

また、麻痺側の右お尻(大臀筋・中臀筋・腸脛靭帯)の改善も重要です。




参考図→お尻の筋肉・スポーツライフスタイルWEBマガジン・MELOS

一度、1日ほど離れた部位の代償性の痛み(私の健側の左腰・前ブログに記載済み)も経験しました。

このように、麻痺側の線維化して硬くなった筋肉(拘縮)は、かなり以前よりも柔らかくなっています。

結果

重心(腰)から歩行開始しているので歩行は更にスムーズになって来ている事

備考→現行のリハビリは筋肉を徹底的に解し柔らかくしないで、正常者の歩行分析をして正常者の歩行に近づけようとしています。硬くなった筋肉の状態のままでの効果には疑問です。知識としては素晴らしいですが、完全回復歩行に必要不可欠なのでしょうか?

人間は二足歩行である以上、身体の要である腰の改善が最優先で重要です。
腰の改善なしのリハビリは軽度〜中程度の脳卒中経験者なら効果はあると思われますが、完全麻痺からの回復は困難でしょう。 

また、殆どの現行のリハビリは、健常者の歩行分析をして、脳卒中経験者に当てはめるといった事を実施していますが、硬くなった筋肉のままでの実施では効果は薄いと思われます。逆に一生懸命に頑張り過ぎて筋肉を疲労させてしまうことで、更に硬くなり拘縮を悪化させることもあるでしょう。

ビューティーローラーなどのマシン使用で筋肉を徹底的に解し柔らかくしてから実施すべきです。
 
硬くなった筋肉を解し柔らかくした筋肉状態=動き易い環境が脳の可塑性を引き出し育てるのです。

この動き易い環境で内反尖足・クロートゥ・ぶん回し歩行の改善もすべきです。

先ずは3Мメソッドの流れの中で、

a−骨盤を起こし(脳卒中で脳からの指令が出ないために、筋肉がダランとした弛緩性麻痺が発生して、骨盤を支える筋肉もダランと捻れ落ちてしまった状態の骨盤)

b−麻痺側の腰・背中下部・お尻・股関節周り・脚などの筋肉の深部のコリ・張り・麻痺感を減らす
(対策は、ビューティーローラーを腰・お尻・背中下部・太ももなどに使用する事+筋肉腰回され体操・動的ストレッチ)

https://ameblo.jp/hapikuni/entry-12863321174.html

が重要です。

 麻痺側の右脚の内側ラインに体重が乗り、内反も殆ど消えて来て右足のかかと〜右親指に移動して歩行出来るようになっている事

麻痺側の右腕の振りの歩行時の下半身に連動は、まだまだ不十分である事(今迄は、腰・お尻・背中下部・足周りの回復をメインにビューティーローラーを使用していましたが、麻痺側の右腕・右肩・右背中上部にもビューティーローラーを使用する事で解決しようと考えています。)

ギコチない歩行は腰・お尻周りの改善で重心移動から歩行を開始出来るうになって殆ど消えています。しかし、歩行リズム的観点から診ると多少見受けられるギコチないギッコンバッタン歩行は、まだ麻痺側の右脚の筋肉が充分に柔らかくなっていない事と脚の筋力不足が原因だと思います。

それには、意識的に麻痺側の右脚をかかとから前に踏み出すことで正常歩行に近づいて行くと思われます。

そして、将来的には上手に歩こう・見せようと意識しなくても、大脳の一次運動野や運動前野と呼ばれる部位と小脳の間の「ループ回路」の働きで自然体で無意識下でも歩行出来るようになるでしょう。


⭕️まだ、完全回復ではありませんが、毎日、起きる度に回復に進んでいる感じを味わえていますから、この動画から判断して、ついに脳卒中(脳出血・脳梗塞)後遺症の運動障害治療法を発見したと言って良いでしょう。

この治療方法は、世界中の誰も知らないし、誰もやっていない方法ですから、試行錯誤で後遺症の運動障害からの完全回復を目指していたために慎重に「治療方法の発見」を差し控えていました。

脳卒中(脳出血・脳梗塞)の治療について前回までのブログでおおよその記載しましたが、再度、簡単に述べると、

脳卒中の発症直後の治療は辛うじて生き残っている患側の脳のペナンブラ領域の脳神経を出来るだけ残す事を目標にしています。

私の場合の脳梗塞について述べると、血管内部に詰まった血栓を点滴で、薬物により溶かす治療(t-PA/血栓溶解療法)を実施してもらいました。この治療方法は発症から出来るだけ早期(脳梗塞が発症してから4.5時間以内)に開始する必要があります。
(脳出血は経験していないので分かりません。)

その治療方法の流れもあるかも知れませんが、その後のリハビリ療法
も患側の脳の辛うじて生き残っているペナンブラ領域を反復動作訓練で活性化する事目標にして実施されています。

また、磁気を発生するマシンを使って障害された脳を活性化する治療もありますが、やはり脳神経は再生しないので、患側の脳の辛うじて生き残っているペナンブラ領域を活性化するという考えの流れがベースにあると思われます。

現段階では、脳神経は再生しませんから、脳卒中(脳出血・脳梗塞)自体の治療方法は再生療法以外はありません。

再生医療(幹細胞治療)は、
脳卒中の患者から取り出した幹細胞を培養し再び投与することで、脳卒中によって傷ついた血管や神経の修復を行うことです。 また幹細胞は脳細胞にも作用し、機能しなくなった脳細胞を復活させて、後遺症の改善をする最新の治療法です。
  
しかし、残念ながら、今は研究途中です。

私も再生療法を実施している医院を訪ねた事がありますが、身体に戻す方法として、点滴が利用されていました。果たして、この点滴方法で幹細胞が選択的に脳にたどり着いて効果があるのか疑問を持ちましたので、断念した経験があります。しかも驚くほどの高額な治療方法で症例数も少なく、且つ成功率も〇〇ですから、、。

他に、ボトックス療法があります。(前回のブログに記載済み)

よって、今までは運動障害にはリハビリが確実視され実施されています。

しかし、何度も言うように、リハビリは原因に対する治療ではありません。

私の発見した3Мメソッドは従来の方法と異なり、線維化=拘縮を阻止して改善すること=「原因に対する治療方法」です。

この度、私の一症例しかありませんが、医学では多くの病気が一症例の報告から発展して来たという歴史があります。

私の一症例からの治療方法が日本から世界へと広がり、脳卒中経験者の後遺症の運動障害の回復に貢献出来る事を願っています。

そして、

脳卒中(脳出血・脳梗塞)の後遺症である運動障害の回復方法の選択肢の1つに3Мメソッドを加えてもらい、

是非とも、運動障害に効果のあるビューティーローラーを日本の国の保険診療に導入されて、

同じ境遇で苦しんでいる方々に広く実施されることを願っています。

更に、ビューティーローラーリハビリ施設に設置されて、セラピストさん達の指導の元に実施されると、早期から筋肉を解し柔らかくすることになるので、脳卒中後遺症の運動障害は飛躍的に軽くて済むことになると考えています。これはセラピストさん達の労力・精神の負担の軽減にも寄与するでしょう。

⭕️脳卒中(脳出血・脳梗塞)後遺症の運動障害の原因に対する治療方法=3Mメソッド

ビューティーローラーで徹底的に筋肉を解し柔らかくする→特に腰・お尻周辺の筋肉+足・腕の筋肉。

可動域拡大を計り筋力アップも同時に進行させて行く→セルフ整体・腰回され体操・動的ストレッチ+各種のストレッチマシン利用

反復動作訓練でペナンブラ領域の脳神経の新しい回路(シナプス結合を多数)を太くする→マシンでの反復動作訓練

① ② ③ を実施することにより、麻痺側の筋肉を動き易い環境になります。この動き易い環境が脳の可塑性を引き出し育てててくれます。

そして末端から脳への正常なフィードバックが患側の脳のペナンブラ領域に脳神経の新しい回路を作成することになります。

脳神経の新しい回路を反復動作訓練で太くすると(=多数のシナプス結合)運動野に繋がって、麻痺側の手足が思うように動くようになるでしょう。

更に、筋肉が収縮することにより放出されるマイオカイン(特にイリシン)というホルモン様物質が脳を更に活性化して、回復への好循環となり、完全回復への道が開かれて行くと考えています。

https://ameblo.jp/hapikuni/entry-12863321174.html
 
https://ameblo.jp/hapikuni/entry-12867474490.html

次回は3Mメソッドを具体的に説明する予定です。