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⭕痙縮とビューティローラー-1(私の考える脳の可塑性−18)
ビューティローラーの制作所の名古屋の平岩制作所さんに電話連絡して問い合わせすると、「脳梗塞後遺症の運動障害にビューティローラーを使用して回復を計る」ということは初めて聞いたという回答でした。
そして、電話連絡後の翌日に私の住む四日市に飛んで来て下さいました。
平岩制作所の社長さんが「箱根駅伝の青山学院大学の原監督がマラソン選手のアフターケアーに使用していることは知っていますが、脳梗塞後遺症の運動障害にビューティローラーが有効だと初めて聞きました。」とのことでした。
ということは、脳梗塞後遺症の運動障害の回復にビューティローラーを使用する人は、今までいなかったようです。
また、ブログで公開する予定だと言うと、「ビューティローラーは現段階では美容機器だから、治るとは書かないで欲しい」と言われました。
ビューティローラーを主体として展開する3Mメソッドについては、
①マシン(筋トレマシン+ビューティローラー+ベルトマシン)
②マッスル(筋肉を解し柔らかくして筋肉ポンプの再稼働による血流改善と低酸素状態改善と慢性炎症の改善による線維化阻止)
③マイオカイン(脳内ホルモン・脳の活性化に寄与)
によって、「本当に回復するか?」という不安を持ちながら、先駆者がいない現在も試行錯誤で実施しています。
参考図→ペンフォールズ脳内地図-All About・阿部 和穂
◎脳の大脳皮質の中心溝にあって大脳皮質の一部である感覚野と運動野から
①感覚野(再構築・私見)と
②ペナンブラ領域の新しい回路
(脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)が運動野と繋がり(私見)
指令(電気信号)を出せれるようになると、手足などの筋肉(骨格筋)を動かせれるようになります。
参考図→痙縮のメカニズム・NO+E・中上博之・理学療法士
◎私の結論を先に言うと、
ビューティローラーの深部まで届く繰り返し強制的・受動的な刺激は痙縮の悪化(=伸長反射の更新)を上回る威力で、筋肉が動かされてしまいますから、
反射がビューティローラーの威力に打ち負かされて反射による影響が無視出来るレベルになっていると考えています。
次回は、もう少し詳しく説明します。