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脳卒中・脳梗塞ランキング
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痙縮とビューティローラー-5−まとめ−1(私の考える脳の可塑性−22)


私の考える脳梗塞後遺症の運動障害の回復方法は、ビューティローラーを使用して徹底的筋肉を解し柔らかくすることに尽きます。その後、可動域拡大筋力アップを計ります。


筋肉の線維化・硬くなって短縮化することが脳梗塞後遺症の運動障害の麻痺側の内反尖足や腕の曲がりなど様々な障害の原因になっています。




参考図拘縮−2・ディアケア


麻痺側の手足が動くようになる事は脊髄反射である痙縮が減少して行く事を意味すると考えています。一番の原因である末端の線維化への対処が、現行の治療で不充分だと思います。

一番の原因である末端の線維化に対する現行の治療は不十分だと思います。


痙縮の筋肉の緊張

脳卒中になり、脳からの指令が出なくなり、筋肉ポンプが機能不全になって、血流障害・低酸素状態・慢性的炎症での生体反応による無理した修復の結果である線維化した筋肉の緊張・硬化=拘縮

とは異なり明確に分けて対処する必要があるのです。


反復運動が脳神経を活性化して、新しい回路脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)育て太くして行く前に


末端状態の改善先で重要だと考えています。


しかしながら、筋肉を柔らかくしてから反復訓練をする事が望ましい事に変わりはありません。


理由は、脳梗塞発症後


脳からの指令が出ないために、弛緩性麻痺と痙縮(脊髄反射の痙縮は新しい回路が出来て随意運動が出来るようになると次第に減少)が発生して、末端の線維化=拘縮へと続きます。


一番の運動障害の問題は


末端の線維化・短縮化(=拘縮)


筋肉の柔軟化・血流改善・低酸素状態(末端の線維化の原因)


①・②との競争になり戦いになるという事です。


線維化拘縮)と筋肉の柔軟化による血流改善・低酸素状態の改善との戦い・競争です。


戦いに勝つ・競争に勝つという意識でリハビリに望む必要があると思います。

 

身体を元に戻すという考えでは不十分完全回復は成功しません。アスリートのような太く柔らかい筋肉に変身するという気持ちで臨む事が大切です。


ビューティローラーによる繰り返しの刺激→知覚の蘇り


知覚の脳内地図再生


ビューティローラーの繰り返しの刺激と温泉効果(ベルト・サポーター)で筋肉ポンプの再稼働+血流改善+低酸素状態改善により末端の線維化からの脱却(=末端の環境改善)


つまり、

ペナンブラ領域の脳神経は新しい回路を作成して指令を出したがっているが、末端の線維化が邪魔をして動けない状態(=脳から指令を出しても筋肉が短縮して硬くなり動けない状態)からの脱却


反復運動によりペナンブラ領域の新しい回路(=脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)育て太くして行く


ペナンブラ領域の脳神経が指令を出して動き出します。=痙縮の減少


参照図→神経細胞(ニューロン)がシナプス結合してネットワーク形成する図-神経細胞−ネットワーク−Akira magazin 神経細胞のおはなし


参照図→損傷した脳の神経回路を修復する分子メカニズムを発見(大阪大学大学院生命機能研究科)



参照図→脳血管障害などによる神経回路の再編と機能の回復-上野 将紀(新潟大学脳研究所 システム脳病態学分野)


◉重要「この再編を起こす機序の全貌は明らかにされていません。おそらく、脳血管障害などがよる神経回路における障害が引き金となり、それに反応して周囲の軸索が伸長標的となるニューロンと接続するのであろう」とのことです。

=辛うじて生き残っているペナンブラ領域に新しい回路作成(=脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)



参照図→神経細胞(ニューロン)から筋肉まで-シナプス伝達−看護roo(カンゴルー)



参照図→神経細胞(ニューロン)

から筋肉まで-神経細胞(ニューロン)のしくみ−goo辞書