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脳卒中・脳梗塞ランキング
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⭕私の考える脳の可塑性−5

(ビューティローラー使用による経験から知覚の復活


私なりにビューティローラーによる触覚(感覚)が知覚へと変化して行く過程を考えてみます。

間違っている部分もあると思います。是非ともご教授願います。


ビューティローラーによる機械的繰り返し刺激の触覚は感覚神経の伝達路を通り、


視床を経由して、


視床脳のほぼ中央に位置し、嗅覚以外のあらゆる感覚情報(体性感覚、痛覚、視覚、聴覚、味覚など)を大脳皮質に送る一大中継基地のような存在です。=視床は大脳皮質へのゲートウェイ(玄関や入口の意味)です。


-皮膚をつねったり、傷つけたりすると痛覚の情報はまず脊髄に入り、その後、視床に入力され、大脳皮質に情報が送られ「痛い!」と感じます。



大脳皮質中心溝にあって大脳皮質の一部である一次体性感覚野へ届けられます。



参考図→1次体制感覚野・オムロン痛みWITH


一次体性感覚野に関しては

ホムンクルス

(homunculus, 小人間像が有名です。


隣接して大脳の一次運動野もあります。



参考図→ペンフォールズマップ-All About・阿部 和穂・脳科学・医薬 薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者



参考拡大図→ホムンクルス脳内地図(英語でこびと・脳内の小人)・ひまわり会札幌病院→身体各部位の大きさを、逆に脳地図での大きさに置き換えた地図


但し、


一次体性感覚野脳内地図には、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の障害は及ばず正常に存在していることもあると思います


この場合は、皮膚や筋肉、関節などの刺激情報→脊髄→延髄・中脳→視床→大脳へという経路途中に障害があるのかも知れません。


何れにしても一次体性感覚野と一次運動野2つの脳内地図機能することが需要です。


一次運動野の他に連合運動野があります。


大脳皮質は、

機能的に分けると、情報を識別してそれに応じた指令を出すといった一次的な働きを受けもつ一次野と、より高度な機能を受けもつ連合野に分けられるます。