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⭕私の考える脳の可塑性−9
(ビューティローラー使用による経験から・脳の構造と機能-1)
●中枢神経とは、脳と脊髄のことです。他に脳へと繋がる末梢神経があります。
参考図→脳の断面・マインドマップ薬学
a 大脳皮質(灰白質)
b 大脳髄質(白質)
c 大脳基底核(皮質下組織)
参考図→大脳の構造Wikipedia
a大脳皮質(灰白質)は、脳の表面にあり、大小様々な無数のしわがあります。この大きいしわによって→前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉・の4つの領域に分けられます。
a 大脳皮質(灰白質)は、大脳の表面の色の濃い領域です。 ここは灰白質とも呼ばれ、神経細胞の細胞体が多く集まっています。
大脳皮質は、さらに
ⅰ−新皮質
ⅱ−古皮質
の2つに分けることが出来ます。
ⅰ− 新皮質は、大脳皮質の大半を占めていて、感覚中枢、運動中枢、言語・精神活動などを担っています。 感覚(視覚、聴覚等)の情報をまとめて認識し、思考・判断し、運動の指令を出したり、人間らしい思考、感情に関わります。
ⅱ−旧皮質(=古皮質=大脳辺縁系)は、大脳の下のほうに部分的に存在し、新皮質よりもやや内側に位置していて、哺乳動物が本能的(快・不快、好き・嫌い、怖いなどの情動)に生き、活動するための脳です。
人は大脳新皮質(人間らしい思考・感情)が大きく発達していていますが、下等な動物ほど、中枢は反射に関わる脊髄や生命維持の脳幹で構成されています。
b 大脳髄質(白質)は、大脳の内側を占める色の薄い領域です。 ここは白質とも呼ばれ、神経細胞の軸索や神経繊維が多く集まっています。
c 大脳基底核(皮質下組織)は、大脳皮質と視床・脳幹を結びつけている神経核の集まりです。 役割は、運動調節・認知機能・感情・動機づけや学習などさまざまな機能を司ります。