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(ビューティローラー使用による経験から)
⭕感覚・知覚・認知(認識)
●感覚とは→外からの刺激に対して、身体のそれぞれに対応する受容器が興奮して、脳内では情報処理が進んでいないこと。
且つ、意味や概念が進んでいない情報処理過程です。
●特に感覚の中でも特に触覚は→感覚神経を介して、皮膚への機械的刺激(圧力や振動)や温度刺激を感じとります。皮膚への刺激を最初に認識するのは、皮膚全体に分布している「触覚受容器」です。
触覚受容器は機械的刺激や温度刺激を受け取ると、それらを電気信号に変換します。
参考図→痛みから脳・オムロン痛みWITH
この電気信号が感覚神経を介して中枢神経系に伝わることで私たちは触覚を感じています。
触覚は、外界の情報ではなく自分自身の状態を検出するものだといえるのです。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されています。
皮膚には主に4種類の触覚受容器
1, メルケル細胞
2. ルフィニ小体
3. マイスナー小体
4. パチニ小体
が存在し、これらは存在する場所や形状、大きさ、受容できる刺激の種類(圧力、痛み、温度など)、刺激への応答性などが異なります。
これらの触覚受容器は幅広い触刺激を知覚し電気シグナルに変換することにより,その情報を中枢へと伝達しています。
参考文献→触覚のメカニズム・NISSHA株式会社+Merkel細胞は触知覚細胞として機械刺激を電気シグナルに変換する・池田 亮(米国Cincinnati大学)
触覚受容器など人間の細胞は、一つ一つが電気を帯びており、通常、細胞内が「−」で、細胞外が「+」の電位で安定を保っています(=分極)
そこに何らかの刺激が加わると、細胞外が「−」、細胞内が「+」に変化します。
参考文献→OMRON・痛みwith
脳の機能は、電気信号を発して情報をやりとりする神経細胞のネットワークによって成り立っています。 そのネットワークをつくる神経細胞と神経細胞の接続部をシナプスと呼びます。
細胞の電位の変化(活動電位)が、皮膚への刺激を電気信号に変えて神経細胞と次の神経細胞との接合部であるシナプスとシナプスの隙間では、このような事が起きています。
電気信号が神経細胞と神経細胞との接合部であるシナプス前部に伝わると、シナプス前部内のシナプス小胞がシナプス前膜と融合します。その結果、神経終末に多数存在しているカルシウムチャンネルが開き、シナプス小胞内にある神経伝達物質という化学物質が「すき間」に放出されます。