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⭕脳梗塞経験者の幸せ脳内ホルモン−3(個別説明→オキシトシン)
⭕幸せ脳内ホルモンを個別に説明します。
① オキシトシン→共感ホルモン・絆のホルモンとも言われています。
オキシトシンが分泌されることに伴い、神経伝達物質であるセロトニンやドーパミンの分泌を促進させる作用があることが分かっており、相互作用によりストレス緩和につながります。
●オキシトシン・(元々は陣痛を誘発したり、出産後に子宮の回復を促す効果があります。
これまでは、妊娠・出産に関連する女性特有のホルモンとして認識されていましたが、
最近の研究により、オキシトシンは老若男女を問わず全ての人に分泌されることが分かってきました。
オキシトシンが分泌されると幸せな気分になります。また、集中力の向上、ポジティブになるなど幸福感が高まるため「幸せホルモン」とも言われています。
共感ホルモン・絆のホルモンとも言われているオキシトシンですが、
しかしながら
絆を守るために、仲間意識のための争いを起こすという面も持ち合わせています。
まさに、表裏一体の作用です。
戦いの側面からオキシトシンを説明すると、
太古の昔は、素手で戦っている戦いでした。
その後、素手から進んで、
飛び道具の発明により、相手の顔を見ないで戦いに勝利することが出来るようになりました。
相手よりも強い飛び道具=勝利をもたらします。
●飛び道具は顔が見えない=相手への共感が無くなるということです。
どんどん遠くからの飛び道具の開発を進めることが、勝利をもたらすようになりました。
勝利すると勝利国の人口が増え、他の地域への進出・侵攻により戦争を起こすことになります。
これが、戦争を起こすメカニズムです。
●まとめ
仲間を守る=他者への攻撃性→オキシトシンは仲間を助け、他者には攻撃性という表裏一体の脳内ホルモンです。
●参照→NHKヒューマンエイジから→世界最古の戦争

