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脳卒中・脳梗塞ランキング
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⭕脳梗塞経験者の幸せ脳内ホルモン−1(脳梗塞との関係性)


人間の脳には、心や身体を正常に保つために100種類以上の脳内ホルモンが分泌されています。

厳密に言えば、脳内ホルモンは神経伝達物質であり、区別する必要があるのですが、同じように使っている人もいます。


というのは、


ホルモンは、内分泌腺から直接血中に排出されて、血流で全身に送られます。遠く離れたところの組織や器官へ運ばれて必要な部位で作用を発揮します。 


一方、


神経伝達物質は、2つの細胞が接近した隙間(=シナプス)で分泌され、神経細胞どうしが会話をするために使用しています。また、分泌される量が非常に微量のために、細胞から出た神経伝達物質は、1対1の関係で、しかも速いです。


参照文献→ALL ABOUT−阿部 和穂・脳科学と薬理学研究者・薬学博士・大学薬学部教授



参照図→美STオンライン



私が考える「脳梗塞後遺症の運動障害の回復」と「幸せ脳内ホルモン」との関係性は、


ポジティブ思考の行為か?


もしくは、


ネガティブ思考の行為か?


という思考による行為が、

幸せ脳内ホルモンに影響を及ぼすということです。


具体的には、「脳梗塞後遺症の運動障害の回復」に「幸せ脳内ホルモン」を適用するためには、


意識して、麻痺部分を探して触れる(=ビューティーローラーを使用するということです。


一般的には、麻痺部分を探して触れる・刺激する行為はネガティブだとされています。


脳梗塞の麻痺部位は、痙性麻痺部位であり、痙縮部位でもあります。


麻痺部位を探して触る行為は痙縮を助長する行為とされ痙縮部位を探して触れる・刺激する行為は良くない行為(ネガティブ)とされています。


理由は、脳梗塞経験者は脳からの指令が来なくなり、脊髄レベルでの筋肉の制御になっています。


痙縮部位を探す行為は、脊髄レベルでの椎体路と椎体外路のインバランス状態の下では、痙縮を助長するネガティブな行為となります。


つまり、わずかな刺激で筋肉に異常な力が入り、痙縮(手足のつっぱり)を助長してしまうことが多いからです。


これでは麻痺部位を探して触れ続ける行為はネガティブで悪循環となってしまいます。




 参照図→peatix−松山淳


⭕以前に投稿しました理由を紹介します。


●脳梗塞で脳からの指令(運動神経)が無くなると(動かせない状態=麻痺)になり、 脊髄レベル(脊髄〜末端)でのやり取り過剰となって来ます。


中枢では脳からの指令を伝える運動神経繊維の通り道である椎体路(主)が指令を伝えなくなってしまいます。すると筋肉の収縮強弱をコントロールする椎体外路(枝)興奮しやすくなって活発に活動してしまい筋肉が過剰に収縮してしまいます。


その結果、筋肉の緊張が強い状態になって硬くなってしまいます。(=痙縮・手足の突っ張り)


しかし、意識を変えることでネガティブな行為をポジティブな行為に変えることが出来ます。


意識してポジティブな行為に変えて、褒美としての快樂物資であるドーパミンが分泌されるようにすることです。


具体的には、


痙縮により、硬くなってしまった筋肉・筋膜・靭帯・腱・関節・関節周辺組織は、ビューティーローラーを使用して柔らかくする行為により、血流改善と筋肉ポンプの再稼働(ビューティローラーによる繰り返しの受動的機械的刺激も含む)により低酸素状態の改善を計り線維化からの脱却筋肉の再生という一連の回復過程を目指して実施します。


しかしながら、ビューティーローラーを使用した部位のみに症状の改善が認められるので、探す必要があります。


ビューティーローラーを使用したからといって、脳梗塞の麻痺部位である痙性麻痺の痙縮状態連動して柔らかくならないからです。


ビューティーローラーを使用して、強制的・受動的に繰り返し筋肉を動かし始めると、多少は、生体反応と言うべき伸張反射の亢進が認められます。それは、痙縮を助長することでもあります。

しかしながら、メリットの方が遥かにあります。(後回で詳しく)


よって、ビューティーローラーを使用しながら、麻痺部位を探す行為をポジティブ化(ドーパミンが分泌される化)することが重要になります。