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⭕水中ウォーキング−2(具体的な実践方法)
●水中ウォーキングの正しいやり方
参照図→水中ウォーキング−朝日新聞
⑴ 前歩行(両手振って)→
前歩行では脚の前側の筋肉を重点的に鍛えることができます。
姿勢は背筋を真っ直ぐにして、視線を下げないようにして、両手でバランスをとりながら、一歩ずつしっかりと踏み込んで進みます。
このとき、脚はつま先で蹴り出すように進んでください。
蹴り出す時に、脚を真っ直ぐ前に出すことで、水の抵抗を受けやすくなります。
すると、
a 大腿四頭筋のパワーアップ→転びそうになったとき、踏ん張るために必要な太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることが出来ます。
b すねの筋肉のパワーアップ→歩くときにつま先を上げてつまずき難くするために必要なすねの筋肉(前脛骨筋・ぜんけい)を鍛えることができます。
⑵ 横歩き(私は両手平泳ぎのフォームでやっていました。)→横歩き(=カニ歩き)→横方向に進む歩き方です。横歩行の効果は、 股関節外転筋(中殿筋など)の筋肉を強化する効果があります。

参照図→武蔵野銀行
●私の考えでは、横歩行=カニ歩きは、麻痺側の右足ぶん回し歩きの改善が期待出来ると思います。
⑶ 後ろ歩き(後ろに両手振って)→
更に、バランス感覚が必要とされますので、バランス感覚の向上と安定性に効果があります。
後ろ歩きで鍛えられる筋肉は、前脛骨筋(ぜんけいこつきん)、大腿二頭筋、大殿筋です。
後ろ歩きを行うことで足関節背屈のストレッチ効果があると言えます。

参照図→穂の国より発信−気ままなブログ
◎私の例→25メートルプール11往復→
①前進3往復+
②カニ歩き左足前右足後ろ(右足蹴り)1往復+
③カニ歩き(右足前左足後ろ(左足蹴り)1往復+
④後ろ歩き1往復+
⑤カニ歩き左足前右足後ろ(右足蹴り)1往復+
⑥カニ歩き(右足前左足後ろ(左足蹴り)1往復+
⑦前進歩き3往復→
合計=7種類プール歩行の11往復です。
