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⭕筋肉ホルモンのマイオカインとは?
◎マイオカイン→
筋肉から分泌されるさまざまな生理活性物質(ホルモン)の総称です。まだまだ未知の部分が多く解明されていない分野であるので、さらなる脳のペナンブラ部分の脳神経の新しい回路回復に期待が出来ます。
●脳と筋肉の関係→脳と筋肉は絶え間なく相互に対話しており、電気化学信号をやり取りしている。分かりやすく言うと、脳の健康は筋肉を動かし続けることにかかっていると言えます。
●マイオカインには新しいニューロンの形成やシナプス可塑性を高める作用も含まれており、学習と記憶を促進することができます。
●マイオカインは現在30種類以上発見されていますが、そのひとつ「イリシン」は血流に乗って脳に運ばれると、神経細胞を活性化する物質を分泌すると考えられています。
●参照図→日経ヘルス
●体の内部の臓器(例-肝硬変)などの線維化は改善することは難しですが、骨格筋・靭帯・腱・筋膜などの体の表在の部分は、器具・マシンを使用して線維化を防げると考えています。
つまり身体の深部(内蔵など)の線維化を防ぎ回復させることは難しいですが、身体の浅い部分の筋肉(骨格筋)などには機械的刺激を繰り返し与えることが可能であるという事です。
そして、正常な筋肉(骨格筋)からのマイオカインの放出を促して、更なる脳の活性化を期待します。
●参照図→Up&Coming '19 新年号掲載−マイオカイン