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脳梗塞の一般的治療方法
●現在、急性期脳梗塞に対する治療の中心になっているのは、tPA(アルテプラーゼ)
静注療法です。これは脳の血栓を溶かして再度血液が流れるようにする治療法です。
発症から4.5時間以内で、出血のリスクがないといった条件があります。tPA静注療法が遅いと逆に脳出血のリスクが高まって予後不良になることもあります。tPA静注・点滴の治療開始は迅速かつ慎重に行うことが必要です。
日本の保険制度ではtPA静注・点滴 による血栓溶解療法は
2005年10月から認められました。
●その他→再生医療=幹細胞治療による脳梗塞後遺症の治療は、患者さんの脂肪から幹細胞を採取して培養して増やしてから患者さんに点滴療法で戻す治療法です。そのことにより脳神経細胞の修復および再生と、脳の血管を新しく再生させるという治療法です。私も再生医療を行っている医院を訪れて医師から直接に説明を受けた経験があります。その時の感想は培養した幹細胞を点滴して脳に選択的に移行するのだろうか?と疑問を持ちました。また、療費用が驚くほど高額で、且つ結果は不確実みたいですので諦めました。
●写真は病院食です。入院前に71㌔あった体重が、入院生活後には58㌔まで減少しました。