山﨑誕生日企画 小説 俺の春!? (NO3) | 描きたい放題 !

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山﨑は 近藤達と食事を済ますと 自分の部屋で TVを見ていた


そこへ 


トントン


「うん? 誰かな?」


扉を開くと 一人の少女が立っていた


「あっ 君 遊びにきたんだね」


「はい・・・」


少し うつむいている 彼女


部屋へ 入ると


「そうだ 名前聞いていなかったね 俺は 山﨑退っていうんだ 君は?」


「私は 霧原霞  (きりはら かすみ) と言います」


「霞ちゃん じゃ 何して遊ぶ?   もう外は 暗いから 部屋の中ででしか 遊べないけど」


「私 ゲーム いっぱい持って来ていたから これ 持ってきました」


「上手に かくれんぼ!  こんなゲームあるの 俺 知らなかったな」


「説明しますね   一人が最初に プレイして 好きな場所に隠れるんです




その後 もう一人がプレイして 隠れた人を探し当てるんですよ」


「へぇ 面白そうだね  俺 仕事柄 隠れるの得意なんだよね」


「えっ? 隠れる仕事??」


「あっ ヤバ」


「どうしたんですか?」


「本当は こういう事 あんまり人に話しちゃダメなんだよね  でも もう言いかけちゃったし



霞ちゃんには 特別に話しちゃおう」


(特別  (//・_・//) )


「俺 実は 警察で監察やってるんだ  これ内緒だからね


霞ちゃん 色んな人に言っちゃダメだよ 俺仕事しにくく なるから」


「はい わかりました」


(警察官なんだ カッコイイ!!  やっぱり 私の運命の人なんだわ)


二人は ゲームにはまり 長い時間 一緒に遊んでいた


「もう 遅くなったし 部屋に戻ったほうがいいよ」


「・・・はい」


霞が 部屋に戻って行くと 山﨑は 布団に入り 眠りにつこうとしていた


「そういえば・・・ 俺 鍵閉めたっけ」


考え込んでいると


誰かが 布団の中に入ってきた


「!!! えェェェ  何!?」


目を 凝らすと 隣に 霞がいた


「か 霞ちゃん!?  何をしているのかな 」 (;´▽`A``


「部屋に戻っても 誰もいなかった  私 一人で あの部屋に居るのヤダ」


「まだ 両親 帰って来てなかったの」


小さく うなづいた


「仕方無いな じゃ・・・  ここに居ていいよ」


「本当ですか」


「うん」



「もう 一枚 布団 敷かなきゃいけないね」


山﨑が 立ち上がろうとすると


「このままでいい」


「えェェェ  それは ちょっと マズイでしょ」


「この方がいいの」


今にも 泣きそうな目で 見つめてくる彼女


「う・・・ん・・・   わかったけど・・・」


二人 一緒に寝ながら


(これって 絶対 ヤバイよね  犯罪になっちゃう  いや  俺は 何もしないし



彼女だって  ただ 寂しいから甘えているだけだよね



大丈夫  大丈夫 )


一人 山﨑は 落ち着かないでいた



(NO4)に続く