訪ねてきた二人 (NO1) 最初に戻るよ
12月20日
「副長 衣装合わせで、 業者の方 見えてますよ」
山崎が 呼びに来た
「あぁ・・・ 今行く」
着替えを 済ますと 一人の女が やって来た
「旦那様 お嫁さん お着替えになられましたよ」
が 部屋に ゆっくり 入ってきた
(///∇//)
見とれる 土方
「・・・・」
「土方さん?」
反応がない 土方
「??」
「お~い とうしろうさ~ん」
「!! あっ いや・・・」
「どうしたんですか?」
「な・何でもない・・・」
(花嫁は すごく 綺麗だと言うが・・・
はんぱないな (///∇//))
一方 屯所中では、
「今、 さん 衣装合わせしてるんだろう」
「見てみたいよな」
と 隊員達が 騒いでいた
「はいはい お前らは 式 当日な!」
「えー 俺達も 今日 見たいですよ」
「今日 見れるのは、 新郎だけ」
「ずるいですよ」
「仕方ねーでィ 新郎の特権でさァ」
隊員達は 土方が うらめしかった
12月22日
は 見回り中 雪花と出会う
「あの・・・ 真選組の方 ですよね」
「はい そうですが 何か?」
「私 雪花と言います この度は よろしくお願いします」
「! あっ 花嫁さん」
「そうだ こんな所で 話してたら ヤバイかも
別の場所 行きましょうか」
「はい・・・」
二人 人目のつかない場所に移る
「雪花さん 私 尋ねたい事が あるんですけど・・・」
「はい 何でしょう?」
「結婚式 ご両親 反対していらっしゃるとか・・・
説得しないまま 式挙げて 大丈夫なんですか
おまけに 最後 死んだことにするなんて」
「ご両親には、 ちゃんと
説明した方が いいんじゃないですか」
「実は・・・ 私の両親
本当の親じゃ ないんです・・・」
「えっ! 」
「私・・・ もらわれて来た子なんです
今の両親には 子供が出来なかったらしくて、
私は 借金のかたに 連れてこられたんです」
「ごめんなさい 事情も知らなくて 余計な事を・・・」
「いいえ いいんですよ
親身に考えてくださって 嬉しかったです」
「ついでに 聞いてもいいですか」
「はい どうぞ」
「本当の ご両親の事 覚えてないんですか」
「いえ 覚えてます
幼い頃の写真が 一枚だけ 手元にあるので」
そういうと 雪花は、 1枚の写真を に見せた
「この子 雪花さん・・・??」
「はい」
「でも・・・ 髪も 瞳の色も 違う・・・」
今の雪花は 黒髪に 茶色い瞳だが
写真の雪花は 髪は紫色で
瞳は グリーンだった
「私 本当は 天人 なんです」
「そうなんですか! でも 何故 隠しているんですか
今じゃ、 天人の方なんて 沢山 いらっしゃるのに・・・」
「これも 両親の いいつけで・・・
もらわれてきた時から、 もうお前は 天人じゃなく
地球人として 生きていくようにと・・・」
(そんな ・・・ それじゃ 何だか 雪花さんのこと
全否定してる みたいじゃない )
「私・・・ もう、 あの人達から 逃れたいんです
今までは、 一人だったから 逃げたくても
あと 一歩の所で 勇気が出なかった
でも、 今は 草太さんが 側に 居てくれるから!」
「他の星に行くって 言ってましたよね
それは、 雪花さんの 生まれた星ですか?」
「はい・・・ 今さら 戻っても・・・ 本当の両親には
逢えないかも 知れません でも・・・」
「きっと 雪花さんの事 待っていてくれてると 思いますよ」
微笑む
「さん・・・」
「よし! 雪花さんが ご両親に 逢えるためにも
私 頑張らなくちゃ!」
は 気合を 入れる
「じゃ、 本当に よろしくお願いします」
そういうと 雪花は、 帰っていった
「両親か・・・」
の顔が 一瞬 寂しそうだった
12月23日
「 ついに 明日 だな」
「そうですね・・・」
「明日の 段取りだが・・・」
近藤 土方 沖田 は 作戦を練っていた
「わかった じゃ あとは まかせたぜ 近藤さん」
「おう! 演技は まかせたぞ トシ ちゃん」
「はい」
「土方さん 意気込んで ヘマするんじゃねーですぜィ」
「うるせー んなこと するか 」
「じゃ 明日に ひかえて 二人は もう休め」
「ああ」 「はい」
二人 部屋を出る
「雪花さんの 一生が かかってるから
頑張らなくちゃ!」
「おい あんまり 意気込むな・・・
かえって 失敗しそうだ!」
「はい・・・ 気をつけます 」
「まぁ やれることだけは やっておこう」
そういうと 土方は の頭を 軽く撫でた
「はい!」