表参道の結婚相談所 ハピ婚相談所の大安(たいあん)ケイコです。
過去のブログで何度も書いておりますので、ご存知の方も多いかと思いますが、私は子供のころから
親との関係があまり上手に築けず、よくぶつかっていました。
「親が嫌い」
といった気持ちは、娘・ポン子を産んでポン子が2歳ぐらいのころがピークで、
「あのときこうしてくれなかった」
とか
「こんなに否定されていた」
なんてことをずっと過去の記憶から引っ張り出しては、被害者的な気持ちでさめざめと夜に泣いたりしたことも
あります。
どうにかしてその気持ちを落ち着かせたい、自分の子育てのためにも、どうにか考え方を変えていきたい・・・
と思って、EFTのタッピングの資格を取ったり、母親心理講座に通ったり、ポノポノのクラスに参加したり、
たくさんの本を読んでみました。
すると、何が一番効果的だったのかよくわからないのですが(^_^;)、不思議なものでだんだん
「親と自分は別の人生を歩んでもいいんだ」
とか
「自分が親にされてうれしかったことをポン子にやっていけばいいんだ」
ということに気付くようになっていったら、親に対する不満とか、怒りとか、悲しみの気持ちが心の中から
少しずつ消えていくようになりました。
そして、
「親に対しての怒り」
をずっと抱えて生きていくよりも、
「親も一人の人間として、一生懸命頑張っていたんだ。ありがとうございます」
と客観的に見つめていくほうが、自分の人生に対しても影響を受けないんだ・・・・ということを実感しました。
過去に、親との関係についていろいろ書いていたので、私のところには、親御さんとうまくいってなかったけど、
結婚したいんです、とご相談に来られる方が多数おられます。
その中で、成婚されていった方もたくさんいらっしゃいます。
彼ら、彼女らが成婚していった要因は、
「親は親。
自分は自分。
だから、自分は幸せになってもいい」
と自分に承認を出したからです。
成人したら、親の人生は親に責任があり、子どもの人生は子どもに責任がある、と上野千鶴子さんが
おっしゃっていましたが、自分の幸せの責任も結局自分次第なのだ、と長年の葛藤を少しずつ克服して
感じています。