表参道の結婚相談所 ハピ婚相談所の大安(たいあん)ケイコです。
今、テレビで「脱サラ特集」をやっているようで、夫・ポン太が興味深く見ています。
うちの夫も、何年前だったかもう忘れちゃったけど(^_^;)、脱サラして空手スクールを主宰して5年目ぐらいです。
前の会社には14年勤めていたそうです。
14年目のときに週末起業として、会社に勤めながら土曜日だけ外国人中心の空手スクールを始めていました。
当初は私もサポート役として一緒に行って、中学生レベルの英語で(^_^;)受付をしていました。
懐かしいです・・・。
ポン太は器用な方じゃないので、空手スクールのほうに集中していたらだんだん会社の仕事に力が入らなくなってきて、あるとき飲み会から帰ってきたら、家に入ったとたん泣きだしたのです(^_^;)(^_^;)。
駅前で買ってきたマックのハンバーガーを握りしめて(笑)。
(お腹が空いたから買ってきたらしい)
「どうしたの!??」
と聞いたら、
「今月から部下が上司になっちゃった・・・。
もう会社と空手の両立はムリだ。
仕事を続けるなら残業もあるから空手はあきらめないとダメだ。
でも、オレは自分で空手道場をやりたいんだ。
もうどうしよう・・・」
と肩を落として泣くのです。
その時、私が言ったのは
「もう、会社辞めていいんじゃない?
空手で独立すればいいよ。
人生、一度きりなんだから自分の好きなことやっていけばいいよ。
今の会社ではもう充分がんばったよ。
私も応援するからね」
ということでした。
当時、ポン子がお腹にいたけどね(^_^;)。
ポン太は14年間、ただひたすらに
「オレの人生、こんなもんかな」
と思いながら会社に勤めていたそうです。
でも、ずっとずっと心の中で
「いつか空手道場を経営したい」
と思っていて、でもきっと一人じゃ出来ないよな・・・と思いながらも、未来の夢を考えてはワクワクしていたそうです。
会社勤めのころは、上司にイヤな人がいて精神的に本当につらい想いをしたり、同僚との営業成績の競い合いで胃を痛くしながらも毎日仕事に行ってました。
だからこそ、独立して好きなことをやっている今は、
「あの時のつらさがあったからこそ、今は楽しくてしょうがない。
ワクワクを感じるためには、その逆を体験しないと何がワクワクなのかがわからないよね」
と笑っています。
今、聞いてみたら脱サラ3年目でサラリーマン時代の収入を超え、4年目で一気に上昇したそうです。
人間、確かにワクワクしたことをやるべきだと私も思います。
でも、その「ワクワク」を体感するためには、いっときでもガマンする時期や努力する時期、伸びるためにコツコツ
続ける時期なども必要なのでは、と思ってます。
あと、男性の年収ばっかり気にしている女性についても、お相手の職業が何であれ
「その年収が来年確定されるとも限らないんだよ」
と伝えたいです。
結婚するなら、未来に対して前向きな姿勢を持っている人を選ぼうよ、と言いたいです。
やっぱり、人間的にあったかい人、優しい人が一番です。
金、金、金・・・!!!とお金を稼ぐことばっかり考えている人は、忙しくて家にいることがほとんどないので、家事も育児も奥さん一人の仕事になります。
どんなに小さなことでもいいから、お互いに未来に対しての夢を語り合い、
「そのために今、出来ることをしていこうね」
と言い合える結婚は、毎日にワクワクが生まれますよ。
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7/24のワークショップはおかげさまで定員に達しました。
キャンセルが出たらまたここでお知らせします。
9月、11月の分はまだ募集中です。