どちらも先週のニュースを飾った事件
不二家 VS 関西テレビ
不二家は、実害が出ていませんが、近所の店舗もすでにクローズ。コンビニなどでも焼き菓子がなくなってしまいました。
まずは回収。
そして信頼の回復です。
関西テレビは、おわび報道をしました。
テレビの取材を受ける側、そして広告の世界にいたモノとして、日程的にも無理ある取材タイミングや電波を大手代理店が
管理し、実際の制作も大制作会社に発注をかけたにもかかわらず、実際は外部制作会社に発注している体質が生み出し
た問題だと今回思っています。
PRにからんで、販売促進にかかわること、ウェブ制作などを行ないますが、大手代理店が受けたものがまわりまわって
仕事として下りてくる事があります。
当然お客様は、大手代理店にお願いした、と思うわけです。そしてこんなに支払っているのに・・と思うことでしょう。
しかし実際は、末端が担当しており、制作費もキャスティングもでない状況ということが少なくありません。
自分の会社が、ある番組に取り上げられたとして、その番組自体に信用性がないとしたら、巻き込まれて今まで少し
ずつ積み重ねてきた信頼を失ってしまうことでしょう。
先週も某テレビ番組から取材依頼を受けましたが、自分のペースでビジネスをしており、その取材のために予定を
わざわざ動かすのはきつい状況。それで丁寧にお断りをさせていただきました。
マスコミに掲載していただくのは本当にありがたいことですが、どこかに無理があるとやはりゆがんでくるように
感じています。
今回の2つの事件で、広報・広告についていろいろ考えさせられています。