朝ドラ楽しく見てます(-^□^-)
明るく元気な「あさ」と薄幸の香り漂う「はつ」。
典型的な妹タイプと姉タイプです。
私は長女なのでまさにはつ。
彼女の言動や思考がよくわかり、まるで自分を見ているような気になります。
先週放送の中で、生活の苦しいはつに母親がほどこしを渡そうとするシーンがありました。
はつは今の状況を自分たちのせいだからと頑として受け取りません。
苦労している娘を少しでも助けたいと母として精一杯のほどこし(愛情)を何とか受け取らせようとするのですがはつも手強い。
押し問答の末、母親役の寺島しのぶさんが少し声を荒げて言いました。
「たまには弱みをみせなさい!」って。
このシーンにものすごく心が反応したんです
自分に言われたようで涙が止まらなくて・・・
二人の女優さんの演技力も素晴らしいんですがこの時の母娘の空気感がすごくよくて。
私も小さな頃から「いらない」「別にほしくない」「結構です」って言ってました。
可愛げがないって言われてましたね~
無理やり押し付けられたものに対してもお礼どころか欲しいなんて言ってないしって嫌な子でしたね。
はつのように意地や誇りなどというかっこいいものでなくたぶん単なる遠慮から。
何があっても気丈に振る舞い自分の力で生きていこうと意地を張るはつに自分の姿を重ねて見ていたのであの言葉はきつかったです(:_;)
でもはつを見ているとだんだんイライラしてきていい加減受け取れば!って思うように
私も人からそう思われてたかもしれません。
今では母親となり無償で与えるほうになったけど
遠慮して受け取ってもらえないと寂しいです(_ _。)
けれどそんな子どもの気持ちもわかっているので、代わりにこれやってーなどと言って気持ちに負担をかけないようにしてます。
お互いを思いやりすぎて生まれる遠慮も
何とかしてやらねばと必死になることも
根底はやっぱり深~い「愛」なんですね