まずは前回のブログをお読みくださいウインク



私たちが感じたくないとする



「愛されない自分」という存在否定感


劣等感や無価値感、見捨てられ不安、孤独の恐怖に紐づく



恐れの中でも


「恥」の意識が自分の本心を隠し

自分らしくいられない根源なのではないかと思っています。


ちょっとした恥ずかしさから

ドロドロとした屈辱感まで



「恥な存在」とされることへの大きな抵抗が


プライドを生み


天邪鬼になり


何かを隠さなければならなくなり


自分でも本心がわからなくなり


「本当の自分」からかけ離れていくことになるのです。



回避を持ったランナーは


「感情的になる人は恥ずかしい」というブロックを持っている人が多く


自分の感情にさえ鈍感になってしまいます。



感情的になる人を見ると


共感性羞恥心(ググって調べてね)が刺激され引いてしまったり

感情的になる人に嫌悪感を持ってしまうので

どうにかするより距離を取るしかできなくなります。


ランナーは感情を感じることが苦手なので
無意識に感情的にならないようにしています。

そして
人を好きになる自分に対して恥の意識を持っている場合があります。
愛したのに報われなかった
という体験をすると(幼少期でも)
ひどく傷つき
それを恥だと感じるので

軽い恋愛ではなく
まるで「母」のように無償に愛してしまう、求めてしまう存在を見つけてしまうと
(女性ランナーの場合は父)
そんな自分を恥ずかしいとしてるので
気持ちをなかったことにする、見ないようにするなどして
心の奥に隠そうとしてしまうのです。
どうしてもそんな自分が受け入れられないのです。

これを無意識でやっているので
表層意識では
好きだけど、とにかく抵抗したくなる
意味が自分でもわからない、という状況に陥ってしまうのです。

好きすぎるあまりに
好き避けをしてしまうという

思春期時代に戻ってしまうので
大人の余裕ある恋愛には、なかなか進めないのですねニヤニヤ

お互い好きなのに、とっても焦ったい笑い泣き

しかし
思春期とは違うところは
ランナーはチェイサーを無条件で愛している

というところ。

可愛いからとか、優しいところが好きとか
チェイサーを好きな理由に条件がつかないのです。

だからこそ、条件をつけて嫌いになることもできず

無条件の愛に降参するまではただ抵抗して抵抗して抵抗しまくるしかない

ランナー自身もあがいてもがいて
サレンダーへと進んでいくことになります。

ランナーにとって
「自分の中にある無条件の愛を認めること」こそ
とてつもない恐怖が伴うので
コンフォートゾーンから抜け出すには大きなエネルギーを必要とします。
ここで重要なのは
エネルギーが外側に影響されると進まないので
宇宙のサポートが入ります。

エネルギーの影響とは
「チェイサーの執着」

ここから厳しいこと書いちゃうけど大丈夫だからね!!

チェイサーの執着がエネルギーとなって届き
ランナーのサレンダーを邪魔してしまうので

その前には
ランナーがチェイサーを
拒絶する
という処置を取らざるを得ません。

拒絶とはエネルギーを遮断させるということ。

決して愛していないとか、愛することをしないという意味ではなく

チェイサーに執着のエネルギーがある場合は
そのエネルギーを受け入れないことで

サレンダーに集中させるのです。

チェイサーを拒絶しているのではなく
チェイサーが持つ執着のエネルギーだけを拒絶します。

ここ、とても重要です!
チェイサーを拒絶しているのではなく、執着エネルギーを拒絶しているということ

チェイサーは、ランナーの言動から
「受け入れられているか」を常にはかっていて
それを自分への愛だとして捉えます。

そうなると、ランナーの拒絶感が少しほぐれてくると
「やっぱり自分のことを愛してくれてる」と安心してまた執着エネルギーを大きくしてしまうので
ランナーはまた拒絶しなければいけなくなります。

チェイサーが持つ執着とは

「自分を愛してくれること」

「ランナーを愛する自分を受け入れて欲しい」ので
それが許されているかを確認したくなるのです。
そして以前の関係に戻ることを理想としている場合は、「以前の自分」「以前のお相手」にこだわり

過去「自分の事を好きだったお相手」に執着をしていることになります。

執着エネルギーがサレンダーを妨害してしまうので

チェイサーは執着を手放しましょうといわれているのですね。

この執着は、今の現状をネガティブに思ってるからこその
もうあの頃とは違うということを受け入れられなかったり

相手の気持ちが離れていきそうで、どうにか繋ぎ止めておきたいという焦りや

見捨てられ不安からくるものだったりします。

自分で何とかしようとコントロール意識が元になっているので

ここではチェイサー自身もサレンダーが必要となってくるのです。


次に続きますウインク