今回は私個人のお話です
今日我が家で起きた事
長男が、夫に
『お父さん抹茶好き？これあげる』と、
修学旅行で買って来たお土産の
抹茶のお菓子をあげていました。
箱に何個か入ってるお菓子
（多分10個くらい）
美味しそうな抹茶の焼きショコラ
絶対に美味しいに決まってるし
私は大の甘いもの好き
…え？
まさかの、私にくれなかったー！！！
私は盛大にショックを受け
何でお父さんにだけあげて私にはくれないの！？と
息子に対して本気で怒りました笑
息子はヤバいっ
って顔して
いや、お母さんにもあげようとは思ってたんだけど！って、一生懸命私をなだめようとしていましたが
そんな誤魔化そうとしたってそうはいかないんだから
私の食い意地はさておき
息子（高2）は空気が読めるタイプの子なので
本来ならそんな事しないのです。
だからこそ、これは何に気づくために起きた事なのか掘り下げる必要があると思いました。
そこですぐにわかったのは、
息子がお父さんにお菓子をあげたのは
お父さんの機嫌をとるため。
夫は人に機嫌を取らせるタイプの人じゃないし
その時も実際機嫌が悪いとかではありませんでした。
じゃあ何で機嫌を取ろうとしたのか、
それはこの事が起きる2時間くらい前（夜8時頃）に
明日締め切りで提出しなくてはいけない
部活の遠征申込書（費用、数万円）を
明日なんだけど…と申し訳なさそうに出していたのです。
夫は息子を特に責めるわけでもなく、
お金下ろしにコンビニ行ってくるわ〜と
遠征費の準備をしてくれていました。
そこで息子は
責められたわけでも怒られたわけでもないけど
無意識に罪悪感が反応していたんだと思います。
それで、お父さんが少し機嫌が悪いように見えたのか
（実際はいたって普通）
『ご機嫌とりをする』という行動に出ました。
なので、息子の目的は
この罪悪感を晴らす為に
お父さんの機嫌を取る事だったのです。
それが、修学旅行のお土産（余分に買って来た行き場のないお土産だったみたいだけど）をお父さんにあげるという事。
なので、息子は自分の目的を達成し罪悪感から解放されるはずだったのです。
が、
隣にいる私の事を意識できなかった為に
何で私にはくれないの⁉️
と私から責められる結果に笑
結局、新たな罪悪感に見舞われる羽目になった息子なのでした。
これは、自分の罪悪感から居心地が悪く感じた息子が
罪悪感を晴らす
という目的を元にとった行動ですが
その目的に囚われている為
私を傷つけるという結果が起きたのです。
（もちろん私が傷ついたのは私の中にも問題があるからですが、それはまた別として）
息子は私を傷つけようとしたわけではありません。
ただ、自分の目的にばかりフォーカスして
見えていない部分があっただけなのです。
その見えていない部分、
自分では気づいていない、知らない所で
他の誰かが傷ついてる事もある
ということを、息子はこの事で学ぶ事ができました。
私も、
誰だってこんな風にウッカリ人を傷つけてるものだから、
私だってやってるだろうし
傷つけられたと捉えずに
今この人は愛されなくなる事が怖くて
愛されたくて
一生懸命なんだな
ってことは苦しいのかな
って、
許す事が大事なんだなって思いました。
そして、
私が傷ついた、私の中の問題
お菓子がもらえなくて
（↑何か恥ずかしくなって来た笑）
こんなに一生懸命家のことやってるのに！！
週7で毎朝5時に起きて超デカいお弁当三つも作ってんのに！！
帰宅時間に合わせて温かいご飯出せるように準備して
お風呂も沸かして
先にご飯にします？お風呂にします？をやってあげてるのに
部活男子でもあるけど美容男子でもある息子の為に私の高いシャンプー使わせてあげてるのに！！
脱ぎっぱなしの靴下集めて
息子がお風呂から出た後のビショビショの洗面所を使って放り投げてあるバスタオルで拭いて
朝すんなり起きれるからと言って飲みたがるヤクルト1000を買って用意しておいてあげて
なのに！！なのに！！
チクショー！！！！！
と、息子にしてあげてる事に対して
こんなにやってあげてるのに私は大切にされない！
という反応が怒りとして出て来たのです。
やってあげてる、は、
恩着せがましい感満載ですが、
実際本当に、母としての仕事だからやってるけど、感謝してよね！！
っていう感覚だったんです。
普通以上の事をしてあげてた感覚。
ベースが愛ではなかった😂
やらなきゃいけない。
それはスポーツ推薦で高校に入り部活を頑張らなければならない息子の心が折れないように
息子のリズムが崩れないように
息子の機嫌を取っていた…
あれ？デジャブ？
まさかの私も息子の機嫌をとっていたのです
これはある種のコントロールです。
私も私で
愛🟰尽くす、一生懸命頑張る
この癖が抜け切れてなく
ここに気づかせる為に起きた事だったんだなって思いました。
そして、息子に対して
息子の為に頑張っていたつもりだけど
必要以上に頑張るのは
純粋な愛からの行動じゃない。
自己犠牲をしてたら
結局相手を責めてしまうことになる。
そこまでして愛を形にして見せたかったのは
あなたは愛されてる
と息子に知って欲しかったから。
愛されてると感じて欲しかったのは
自分が幼少期
もっと手厚く色々して欲しかった
そうだったら愛されてると感じられただろうっていう思いがあったから。
愛されてると感じて欲しくて
つい頑張ってしまう
それが自己犠牲になってることになかなか気づけない
そんな事に気づかせてくれる出来事でした。
こうやって書いていくうちに
そりゃ感謝されたいけど笑、
感謝されてないわけでもないし
感謝されたくてやってたわけじゃないし
改めて心で感じてみたら
やっぱり愛情だったなって
私の中の愛を思い出す感覚になりました。
愛されてると感じて欲しい
あなたは愛されてる人なのよって知らせたい
そんな自分の想いも
頑張ってた自分のことも
小さかったあの頃の自分も
食い意地がすごい自分も笑
何だか愛おしくなりました
これが
上と繋がっていない時の
人間の私です笑
どうか引かないでくださいね笑