心の断捨離 命を落とすほどの頑張りって必要? Vol.16 | 自由に自分らしく ~卵巣癌&肝臓転移と向き合いながら、自分らしく人生を楽しんでいます〜

自由に自分らしく ~卵巣癌&肝臓転移と向き合いながら、自分らしく人生を楽しんでいます〜

卵巣癌ステージ3C期。
この状態になって初めて地球に生きていられることが奇跡だと心から感じられました。宇宙の仕組みもどんどん見えてきて。今の私だからこそ、伝えられることを伝えたい。

明日は満月ですね。

スーパームーンで皆既月食ということで、
パワーがすごいそうです!

今からワクワク!!





さて、心の断捨離シリーズの続きです。

前回の記事はこちら↓




自分で自分がなんとなく鬱状態に
なりかけていることに気づき、隣の
部署の部長さんに助けてほしいと
泣きついたお話をしました。

その後、どうなったのか。





私の直属の部長は、何もしてくれなかった
けれど、隣の部署の部長は、

「それだったら私の部下を内緒で
あてがうので、土居さんの自由に
その部下を戦力としてください」

と言ってくれました。。





「もう涙が出るほど嬉しい!」

というよりは、どちらかというと、

「申し訳ないな、関係ない部署なのに」

という気持ちのほうが強かったですかね。






手伝ってくれることになった人も

「何でもやるから何でも言って!」

と言ってくれて。。

神のように見えました。





そして、一気に肩の力が抜けました。



安心した



この時の私を一言で表現すると、
これですね。

とにかく、安心しました。




助かった~(命が)




というくらいの気持ちでした。





今まで、ものすごーーーーく一生懸命に
肩肘はって、頑張り続けてきたところから、
安心して一気に力が抜けたのでしょうね。

私は、次の日から会社に行けない
身体となりました。




朝、起きたら肩甲骨のあたりに激痛が
走り、そこから、1ミリでも動くと
電流が全身をかけめぐるほどの激痛に
襲われたのです。




首は動かせない

手はあがらない

立ったり座ったりもできない




とにかく、何をするにもいちいち激痛が
走るのです。

こんなことは生まれて初めてでした。





横になって寝ていても、ちょっとでも
寝返りをうつというか、手や身体を
動かそうものなら、声も出せないほどの
激痛が走るのです。




なので、夜も一睡もできませんでした。

うつらうつらとして、ちょっとでも身体が
動くと、激痛により目が覚めるのです。





一体、自分に何が起きたのかわかりません
でした。

とにかく不安と恐怖と、痛みをとにかく
なんとかしたい、という気持ちで
いっぱいでした。





泣きながら、鍼と整体に駆け込みました。

でも、痛みは消えず、結局、日常生活も
ままならない状態なので、そこから
私は、会社を休職することになりました。

半年間の休職です。





実は今でも自分に何が起きたのか
わかっていません。

そして、これは後遺症として、現在も
私の身体に残っています。





最初は、痛みが右側の肩、首、腕、手、
背中など、右側の上半身だけだった
のですが、間もなく、足のほうまで
いき、右半身全体が痛くなりました。





おそらく、自律神経の乱れによる
神経回路の炎症だと思います。

心のバランスが思いっきり崩れ、
身体も慢性的な睡眠不足と、生活リズムの
崩れ、過度のストレスと極度の疲労。

これが一年以上も続いたわけなので、
身体が壊れないはずないですね。





ヨガや整体に通えてる時は、なんとか
身体の調子を少し調整できていたの
ですが、あまりの多忙に、ヨガにも
整体にも行けなくなった時に発症
しました。





以前のブログに書いたように、あちこちに
身体の不調が出ていたにも関わらず、
身体の悲鳴を無視し続け、頑張りすぎて
しまった結果です。




4年ほど前に私の身体をリーディング
してくださったヒーラーさんには、

「よく生きてたね。死んでいても
おかしくなかったよ」

と言われました。





それほど私は、自分で自分を痛めつけて
いたのです。

その頃は、自分で自分を痛めつけている
なんて、微塵も思いませんでしたが。。




仕事を減らしてくれないのは



会社のせい、上司のせい

誰も私の頑張りをわかってくれない




って、全部周りのせいにしてましたけど、
私が私を一番いじめていたのです。





もう無理だよ!って身体が何度も悲鳴を
あけで、あちこち悪くなっているのに、
休もうとしなかった私。

身体の声を聞こうとせずに、ただ
ひたすら自分が任された仕事は最後まで
責任持たないと!と思っていた私。





それは私にとって命より大切な仕事
だっただろうか





と、今の私なら思います。




自分のことは自分が一番大切にできなくて
誰が大切にできるでしょうか




大きな大きな学びを私は、ここで
いただきました。

でも、この学びに気づくのも、まだまだ
先の話なんですよね。。





まだまだイケる!

と思っていた自分がいたのですよ。。

まったく。。




では、この続きはまた。

土居美紀コスモス