お正月気分がまだまだ抜けきらないのは
私だけでしょうか。。
3連休もとことん自分を見つめる日々に
なりそうです
さて、週末なので親子関係のお話を。
私の母親は、過保護、過干渉な
タイプの親でした。
いえ、親です(現在進行形・・)。
もともと心配症な性格ゆえ、
私の行動のいろいろ細かいことが
気になるんでしょうね。
いちいち、細かいことに
口を出してきます。
幼児教室の講師をやる前までは、
私も子どもには(人様のですけど)、
失敗する前に手を差しのべてしまう
ようなタイプでした。
失敗させないように、
先回りしてしまうんですね。
でも、講師としてたくさんの子どもたちを
観ているうちに、
失敗は成長のための大事な要素
というのが、はっきりと見えてきました。
失敗させないように先回りして
アドバイスや注意ばかりしていると
つまりそれは
子どもの成長を親が妨げている
ということになります。
かわいい子には旅をさせよ
の精神で、ある程度、
離れて見守る
ということが、いかに大切なことか
身に染みて感じました。
これは、子どもに限ったことではなく、
仕事でも、後輩や部下には、その精神で
接することで、成長を促すんだな、
というのは経験済みです。
なので、私は時に厳しい先輩、上司、
であったと思います。
というか、そのようにしています。
もちろん、厳しいだけでは後輩たちも
ついてこなくなってしまうので、
普段は優しく
時に厳しく
です。
厳しさは、愛情の裏返しというか、
愛情あってのこと。
注意されているうちが華
というのは、そういうことですよね。
見放した人には、注意しませんものね。
子どもに対しても全く同じです。
子どもの能力を信じ
この子はできる!と信じ
少し離れたところで見守る
どうしてもピンチになった時だけ
手を軽く差しのべる
それでも危うい時は
しっかりと抱き締める
段階、ステップが必要かな、と。
親が
この子はできる!
と心から信じることができないと、
子どもは自ら、
僕は(私は)できる!
とは思えるようにはなりませんから。
子どもの自己肯定感を高めるのは
親の役目だと私は思っています。
私の親は、「離れて見守る」が
少なかったなぁ、と思います。
特に姉はその影響を大きく受けている
と思います。
長女なので。
その点、私の場合は、ある程度慣れて
ゆるくはなっていたと思います。
それに、私がものすごく好奇心旺盛な
タイプだったので、何でもやりたい!
と言って外に飛び出すような子だったから
姉の時よりはいろいろとやらせて
くれたほうだとは思います。
それでも、やはり
やりたい!
という純粋な成長に向かう気持ちを
危ないから
人様の目が気になるから
どうせ、あなたにはできないから
という理由でやらせてもらえなかった
こともたくさんあります。
やりたいことがあるのに
やらせてもらえない!
というフラストレーションは、
いつか反抗という形で表れます。
反抗という形で表れなかった場合、
我慢している心を自分の内側に
閉じ込めるので
引きこもり
になったり、ある時大爆発して
人を傷つけたり、殺めたり
という行為に転じたりします。
一概には言えませんが、
男の子の親
は、過保護、過干渉になりがちです。
特に旦那さんと不仲の場合。
子どもを自分の小さな恋人かのようにして
接してしまいがちなので。
「うちの子が私の恋人なの」
「旦那が相手してくれないから
子どもがより一層かわいく感じる」
というような発言をされている
男の子のママさんたちをよくお見かけ
しますが、
過保護、過干渉になっていないかな?
と今一度、振り返られてみてください。
過保護、過干渉は大きな依存を生みます。
私は両親(特に母親)との間でこの依存
(共依存)があるので、結構、苦しんだり
しています。
その件は、また明日。
明日も祝日なので親子記事に
したいと思います。
土居美紀

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