”❣️あなたは、お母さんの愛情に包まれている❣️” | 自由に自分らしく ~卵巣癌&肝臓転移と向き合いながら、自分らしく人生を楽しんでいます〜

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卵巣癌ステージ3C期。
この状態になって初めて地球に生きていられることが奇跡だと心から感じられました。宇宙の仕組みもどんどん見えてきて。今の私だからこそ、伝えられることを伝えたい。

今日は、とても心に刺さるブログ記事のご紹介です。

 

以前、私が主催した

「かみさまとのやくそく」の映画上映会

で登壇してくださった、映画出演者の

すみれちゃん(10歳の少女)のブログ記事から。

 

”あなたは、お母さんの愛情に包まれている”

 

 
 
下記、私がとても心を打たれた文章。
すみれちゃんの記事、一部抜粋です。
 
**************
お母さんが大っ嫌いでも、 
もしかしたらお母さんは、
あなたの事をどこかでこっそり
応援してるかもしれません。
 
お母さんのいいところは、
一個くらいはあると思います。
 
ただ、嫌いって一度思ってしまうと、
その人のダメなところだけを
みてしまうんです。
 
ですが、 
お母さんを嫌う前は、 
きっと 
いいところだけを
見てたと思います❣️

**************

 
特に後半ハイライト部分がズドンと響きました。
 
 
 
 
 
私も昔、母親が嫌いでした。
 
嫌いになった理由は、このブログでもよく
書いていますが、小学校低学年の頃、
私の言うことを一切信じてくれなかった
からです。
 
私のことが嫌いなんだな、私は両親の
本当の子供では無いんだな、
と思っていました。
 
(私、父親と顔がそっくりなんですけどねあは・・
 
 
 
 
何を言ってもすべて「嘘だ」と言われ
「オオカミ少女」と呼ばれていました。
 
おかげで反抗期は早くて長かったです。
 
小学校2年生くらいから高校までずっと。
 
 
 
 
社会人になってもケンカばかりしていましたね。
 
独り暮らしを始めたのも母親から離れたかった
からで、独りになってからは滅多に電話も
しませんでした。
 
たまに電話で話すと、よくケンカをしていました。
 
 
 
 
 
小さい頃に受けた傷は、今でもしっかりと
心の中に残っています。
 
インナーチャイルドブロックというものです。
 
 
 
 
 
その傷はやはり深くて、未だに時々くすぶります。
 
何回か、第三者に手伝っていただいて、ブロックを
癒すことをしてもらっていますが、まだまだ
根付いているなと感じます。
 
つい数ヵ月前も、私のインナーチャイルドブロックが
原因で親と大喧嘩をして、大泣きしました。
 
 
 
 
誰しもが、このインナーチャイルドブロックを
持っています。
 
親の影響を受けていない人はいないから。
 
 
 
 
 
今は、私は母親のことを「嫌い」とは思っていません。
 
嫌いじゃなくなったキッカケは、何だろう?と
考えると、はっきりわからないのですが、
恐らく下記のようなことだと思います。
 
 
 
自分が大人になって、
母親が愛情をかけて育ててくれていたこと、
心配してくれていたことが
理解できた
 
 
母親が大病をして、母親の死を一度覚悟したから
 
 
かな、と思います。
 
 
 
 
母親の死を覚悟した時、母親だから、というよりは
一人の人間の命を、できる限りつなぎ止めたい
 
という気持ちが湧き上がったのが大きかった
のかもしれません。
 
 
 
 
 
私の周りには、母親(父親)をどうしても許せない、
大嫌い、と思っている友人が何人かいます。
 
何人も、と言ったほうがいいかもしれないですね。
 
割合としては、相当な割合だと思います。
 
 
 
 
この割合が世の中に当てはまるとすれば、
相当数の人が母親のことを嫌いと思っている
ということになりますが汗
 
でも、口に出さないだけで、有りうると思います。
 
母親を嫌いな人、たくさんいると思うんですよね。
 
 
 
 
 
私の友人たちのその心の傷は大きく、深い
ものだなと感じています。
 
だから、好きになろうとしても好きには
なれない気持ちもわかります。
 
 
無理に許そうとしたり、好きになろうとしても、
そうできるものではないと思うから。
 
 
 
 
でも、本人の努力次第で、いつか許したり、
好きになれる日は来ると思っています。
 
好きになれなくても、大嫌いではなくなる日が。
 
 
 
 
 
では、どうしたらそんな日がやってくるのか。
 
すみれちゃんの記事にヒントが詰まっている
ような気がします。
 
 
 
嫌いって一度思ってしまうと、
その人のダメなところだけを
みてしまう。
 
 
 
これは母親に限らず、人間は誰に対しても
この傾向はあると思うんですよね。
 
でも、自分を振り返ってみると、自分だって
ダメなところたくさんありますよね。
 
 
 
だから、まずは
 
 
自分のことを真の意味で好きになる
 
 
ということから始めると、母親のことも
好きになれる日が少し近づくのでは
ないかな、と思います。
 
 
 
 
人間は、いいところもダメだなと思うところも
あって、それは自分もそうだし、周りの
どんな人もそう。
 
だからこそ、人間なのだと。
 
 
 
 
 
母親が、かつてものすごいひどいことを
言ったり、ひどいことをしたりして、それが
あなたの心を深く傷つけたとしても、
その母親も、きっと傷ついた過去が
あったから、そうなった、ということも
あると思うのです。
 
インナーチャイルドブロックの連鎖という感じ。
 
 
 
 
母親だって、本当はあなたのことを傷つけたく
ないのに、傷つけてしまった。
 
本当は、そんなこと言いたくないのに言ってしまった。
 
それは、人間だから。
 
 
 
 
人間って、そういうものだよね。
 
誰しも、自分のことは認めてもらいたいって
思ってるところあるよね。
 
誰しも、自分が正しいって主張したがって
いるところってあるよね。
 
 
 
そんなことが本当に腑に落とせた時、「嫌い」が
「嫌いじゃない」に変化するんじゃないかな
と思っています。
 
 
 
 
そこを腑に落とすには、まず
 
「自分のことを好きになること」
 
じゃないかなと思います。
 
 
 
自分のダメなところ、自分が自分で嫌いと
思っているところも丸ごと好きになることが
できたら、少し違う景色が見えるんじゃ
ないかなと思います。
 
私もまだまだその過程ですけど。
 
 
 
 
お母さんを嫌う前は、 
きっと 
いいところだけを
見てたと思います
 
 
 
これも、本当にその通りかと思います。
 
生まれたばかりの赤ちゃんでお母さんのこと
嫌いな人っていないんですよね。
 
小さな子どもは、お母さんにDVを受けたとしても
お母さ~んって寄ってくるんですよね。
 
お母さんのこと愛しているから。
 
 
 
 
自分でそのお母さんを選んで
生まれてきたわけですし。
 
お母さんが大好きだった頃の気持ちを
思い出すことができたらな、と思いますが、
なかなかそうもいかないんですけどね。
 
 
 
 
お母さんを選んで生まれてきたことについては、
以前の記事を読んでいただけると少しわかり
やすいかと。
 
 
 
 
 
 
とても長くなってしまいました汗
 
正直、伝えたいことは書ききれていないのですが、
少しでも必要な方に伝わっていたら本望です。
 
 
 
ということで、最後に今週の目標です!
 
今週の目標
自分のことをもっと好きになれるよう
自分と対話する
 
 
 
 
土居 美紀花