悩んで悩んで、その中に新しい自分を発見したり。
傷ついたりへこんだり、なんていうことを繰り返して人はたくましい精神的タフさを身に着けていくものだと思うのですが。
これだけ生きてきてもまだまだ精神的タフさが、まるで足りていないなぁと思う今日このごろ
以前がむしゃらに何も考えずに「頑張る」という生き方をしていたころのほうがある意味でタフだったかもしれません。
どんなことにも立ち向かう、それでも頑張るぞ!みたいな勢いがそうさせていただけなので、「自分を大切にする」という視点で見ると、まるで大切にできていないので、それはそれでよろしくないのですが。。
只今、誰かと話すことで自分の頭を整理したい、自分の気づかぬところにメスを入れてもらいたい、という気持ちになってもそうさせてもらえず
人に会いたいと思っていても会わせてもらえない現象を次から次へと引き起こしている今日この頃です。(まいったな。。)
甘えずに自分で対処しなさい、ってことなのかもしれませんね。
精神的タフさをもっともっと着けなさい、というのが私の今の課題でもあるので、自分で何とかするように仕向けられているということなのでしょう。
しかし、それはそれでツライ・・・
こういう状況になってみて感じたのですが、”ひきこもり”はこういうところから始まるのだと思います。
広告代理店時代に、あまりの仕事の忙しさに心がどこかへ行ってしまったかのようになった時期があるのですが、そのころは、誰とも話したくない、という気持ちがとても強かったのを覚えています。
どうせ、話したって誰も聞いてくれない、という気持ちから、自ら殻の中に閉じこもる感じです。
そのまま閉じこもりを続けていくと、ひきこもりの始まりです。
そんなとき、一番頼りにしたい人、いえ、頼っていい人は家族だと思うんですよね。
身近にいる家族は、絶対にそういった変化には気づけるはずです。
だから、家族一緒に生活している人は、周りの人が気づいてあげるべき。
本人からは言い出せないことが多いので。
変化に気づくためには、日々、会話をしたりハグをしたり、しっかり観察したり。
あらゆる形のコミュニケーションをとっていないと気づくことはできないですよね。
目も合わさず会話をしているような冷めた関係になってしまっているとなかなか難しいかと思います。
でも、独り暮らしをしていたりすると、周りの人に気づいてもらうのは難しいですよね。
かつての私も独り暮らしだったので、気づいてもらえることはなく、自分の上司には訴えても助けてもらえず、別の部署の人に助けを求めてやっと手を差し伸べてもらえました。
でも、それで安心したのか、身体に不調が出て、そこから半年以上、会社を休職することになるのですが
精神的なタフさは、生きていきながら鍛えていくことはとても大事なことだと思いますが、人それぞれ、タフ度は違うと思うので、自分のものさしで計って人にそれを強要しない、というのは大事なことだと思います。
当時の上司に私はそれをやられてひどく傷ついたのを覚えています。
辛くて仕方なくて、弱音を吐いたら、
「それはみんな同じだよ、疲れたとかいったらおしまいだよ、その一言は言うな」
と言われて、心が折れて誰にも相談できなくなったのです。
親は子どもについつい、強くあってもらいたい、こんなことでめげてもらいたくない、甘やかせたくないと思って、「そんなことでへこたれないの!」と言ってしまいがちですが、頼れるのは家族ですから、しっかりその子の心を受け止めてあげることを優先したほうがいいのではないかな、と思います。
甘やかすことに繋がるのでは?と思われるかもしれませんが、人は
「本当に困ったときはいつでも泣きにいらっしゃい」
と言ってくれるような母親がいると、逆にそれがパワーとなって、自分で這い上がる力が生まれるものです。
私ほどの年齢になると両親の心のよりどころに私がならないといけない立場なので、両親に甘えることはできませんが
だからこそ、自分がどんな状態でも、頼ってくる人の心を柔らかくしてあげられるだけの精神的タフさを身につける必要があるんですよね。
それは、私が目指す夢に向かうのにも必要不可欠。
だから今は鍛えさせられていると思って、なんとかふんばります。
そんなとき、心をふっと和らげてくれるような素敵なお届け物が。
Knockの横山久美子ちゃん(料理家)の焼き菓子詰め合わせ。
少し前にオーダーしていたものが届きました。
大切に少しずついただきたいところですが、おいしすぎてバクバク食べてしまいます
香ばしさ、硬さ、食感、甘さ。
すべてが絶妙
は~、幸せ
こういうふうに幸せを運んでくれる横山久美子ちゃん、素敵なお仕事ですよね。
お料理教室も定期的に開催されているようなので、ご興味ある方はぜひ!