親の言うことが伝わらない。
親の言う通りに行動してくれない。
意識していないと、自分が主体になってしまっていることが多い。
気づかないうちにね。
子供にこうしてほしい、あーしてほしい、と思うから子供は逆に言うこと聞かなくなる。
または、まだ言葉がしゃべれない幼児には、どうせ言ったってわからない、なんて思ったりしたことありませんか?
どんなふうに伝えてどんなふうに意識すれば子供に伝わるのか、もしくは、どんなふうに子供は親御さんの言葉を聞いているのか、子供の年代別に見ていきましょう。
今日はおなかの中の赤ちゃん、胎児編。
【胎児】
おなかの中に赤ちゃんがいる時、お腹の赤ちゃんに積極的に話しかけている親御さんは、たくさんいますね。
とっても素晴らしいことだと思います。
だからぜひ続けていただきたい。
ただ。。
普段の生活上での会話はどうですか?
夫婦間の会話やお姑さんなどの家族、友達との会話。
ぜーんぶ、おなかの赤ちゃん聞いてますよ

↑これ、ちょっと落とし穴だったりしませんか?
日常会話、油断してませんか~?
おなかの赤ちゃんに意識して話しかけている時は、とても優しく前向きな言葉をかけるのに、夫婦間の会話は冷めきっている、もしくはこぜりあい、ケンカが絶えない、なんてことありません?
医学的には、おなかの中の赤ちゃんは目が見えないと言われていますが、胎内記憶をもつ赤ちゃんに聞くと、色まで識別してしっかり見て覚えていることがわかるんです!
例えば、妊娠中に住んでいたマンションの外観を覚えていた、とか。
出産直前に引っ越しているし、写真なども見せたことがないので、妊娠中のマンションを知っているはずがないのに、マンションの外壁の色や何階に住んでいたのか、ということまで知っている

こういうことって、たくさんあるんです。
ということは、おなかの赤ちゃんは大人と同じように大人の会話や態度を敏感に察知している、と言っても過言ではありません。
では、喋ることができないおなかの中の赤ちゃんは、どうやってお母さんに自分の意志を伝えていると思いますか?
おなかの中で大きく動いてお母さんにわかるくらいの動きで伝えることはよくありますね。
そのほか、逆子になったり、不正出血というかたちでも教えてくれています。
例えば、お母さんが頑張りすぎているとき、旦那さんとケンカをしてしまっていたり、悩みごとがあって心が病んでいるとき。
赤ちゃんは、無理しないでー、とか、気づいてー、お母さん、疲れてるよー、というつもりで、腹痛、不正出血や逆子などのかたちで示すこともあります。
そのサインに気づき、自分自身をいたわってあげると、するっと逆子が治ったり、不正出血が止まったり、腹痛がおさまったり、ということがよくあります。
肉体的疲労だけでなく、精神的な母親の変化もおなかの赤ちゃんは敏感に察知しています。
特にがんばり屋さんなお母さん。
おなかの中の赤ちゃんのサインを見落とさないようにしてくださいね
