岡城へと続く狭い坂道を駆け下りてきた路線バス。滝廉太郎の名曲「荒城の月」の舞台になったといわれる岡城へと続く道は、かつては人一人がやっと通れるだけであったであろう道を、無理やり車が通れるように開削した、そんな歴史があるように思えるほど険しい道です。できたときは路線バスが通ることなど全く想定していなかったであろう細い道を、エンジンをうねらせながらバスが上り下りしています。岡城、そして東洋のナイアガラと呼ばれる原尻の滝をつなぐ、この大野竹田バス大久保市民病院線ですが、なんと土日祝運休です。観光路線化させるなら、土日も走ってほしいですよね。

2024年3月5日撮影 大野竹田バス大久保市民病院線