エレキギターの魅力が最初に開花したのは60年代に一世を風靡したエレキブームです。エレキギターは見た目のかっこうよさと手軽に音が出せるところが魅力で、セッティング次第では容易に速く弾くこともできます。エレキギターはアコースティックギターと違って弦のテンションを弱めにすることができ、細いゲージを選ぶことで指への負担が少なくなります。
音楽アーティストの中にも弦高を低くセットしたエレキギターに、細い弦を張って使用している人はたくさんいます。ちなみにそういった人たちはサウンドメイクがしっかりとしていて、とても細い弦を使っているとは思えないような太い音を出しています。音楽アーティストにはオリジナリティを追及するうえで、サウンドメイクもいろいろな機材を使用して実験を試みています。
特徴的な音を出すミュージシャンも多数いますが、最終的にはギターアンプとエレキギター本体のみのセッティングが最も優れた音が出せるようです。エレキギターはフレットを指で押さえるだけでなく、ピッキングというテクニックが必要になります。重要な部分はピッキングで、このテクニックの違いで各ギタリストの個性が表れるので、たとえ同じセッティングのアンプを使用しても出力される音質はまるで違ったものになります。
ギタリストによってエレキギターのアプローチは様々で、速く弾く人がいる反面、はっきりとした音をクリーンなサウンドで演奏する人もいます。クリーンなサウンドは音の減衰が早くロングトーンには向いていませんが、音量次第では音を伸ばすことはできます。メロディー志向のギタリストにはこのタイプが多く、ビブラートなどのフィンガーテクニックを完璧にマスターする必要があります。
ハードロックのギタリストには歪んだ音で早く弾く人はたくさんいますが、クリーンサウンドでは早く弾くことにはあまり向いていません。適度な歪は音にマイルドな印象を与え、ジャズの演奏にも向いたサウンドメイクができます。