今、インディーズバンドシーンおいて、めきめきと頭角を表しているバンドがある。
3人組バンドluster lake(ラスターレイク)である。

 

2014年結成で活動拠点は八王子、町田、下北沢、新宿など都内近郊で精力的にライブを行なっている。編成は紅一点の女性ギターボーカル、AYA。 ベースのSHINYA、リーダーでドラムのKAZUの3人編成である。結成から間もなくライブの数と共に動員を着実に増やし2015年には結成1年目にして200人規模のワンマンライブを成功させた。メジャーレコード会社からも注目を浴び、お茶の間から彼らの音楽が聞こえてくるのも時間の問題だろう。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 

今、ありとあらゆるバンドが紆余曲折するなかで、なぜluster lakeは右肩上がりの人気を手に入れているのかその魅力を紐解いてみた。2010年代からバンドシーンの細分化は目立ち、ジャンルだけでも数えられないほどになっている。また、一曲の中での情報も多くなってきているように感じる。その中でluster lakeは80年、90年代に多かったシンプルかつストレート、誰でも口ずさめるメロディが多い。詩に対しても難しいことを歌ったりはしない。複雑なことを簡略化し、日本人に耳障りの良い英語を用いている。良く言えば大衆的だ。個性とか雰囲気とかを前に出したバンドが多い中、リスナーに訴えかけられる曲たちは中毒性がある。ライブの観客も老若男女様々だ。むしろ、中年男性、女性が目立つライブもある。そう、かつてJUDY AND MARYを聞いていた世代だろう。そんな懐かしさも感じるがそれだけではない。

 

そのひとつの要因、AYAの魅力もでかい。彼女見たさにライブ会場に足を運ぶ客も少なくない。それは可愛らしさとかっこよさ。両方兼ね備えている。歌のピッチも抜群でロックもバラードも聞かせられる。また、ギターのテクニック、サウンドメイキングは男さながらのこだわりを感じる。レスポール、ストラトの二刀流でエフェクトのセレクトも上品かつ大胆だ。ギターソロを聞いたら世のギタリストは恐縮してしまうだろう。それでいて普段の声は可愛らしい。MCになると男性客の顔がほころんでいるwそんな彼女のこれからがどう進化していくのかこれからが楽しみだ。そんな彼女を支えるSHINYA,KAZUのリズム隊。このグルーブ感は素晴らしいの一言だ。タイトかつファットなサウンドはluster lakeの屋台骨であり自分たちの役割を理解し楽しんでいる様が見受けられる。テクニックをさり気なく楽曲に取り入れてメロを邪魔せず3人編成とは思えないような音の広がりを見せる。

 

ちょっと古いかもしれないがパット・トーピー、ビリー・シーンのリズム隊を彷彿させる。まだまだ人気の理由があるがこの辺に留めることします。以上のことでもスーパーバンドのように読み取れると思うが、是非、その目で刮目して欲しい。百聞は一見に如かず。