たとえば、普通の雑誌なら、自分がもう読まないと判断すれば、容赦なく処分できる。雑誌は記事の新鮮さが勝負だと思うので。数年前のだと、内容が古かったりして役立たないことも多い。
だが、書店では雑誌扱いで販売されていても、捨てられないものがある。
『活字倶楽部』や『小説ウィングス』や『小説ビーンズ』など。
『小説ビーンズ』は今は発売されていないようだが、『活字倶楽部』や『小説ウィングス』は、いまだに継続販売中(『活字倶楽部』は出版社が変わったが)。最近読み始めた人がバックナンバーを読みたいと思うかも知れないな、と考えると、ある程度まとまって持っているのに、捨ててゴミにするのも憚られてしまうのだ。
本当なら、読みたいと思う人に直接手渡せたらいいのだが、身近にはいない。バザーやフリマだと、読者に巡り合わなさそう。ネットオークションは私はやったことがないし、参加する気もない。ゴミになるのでなく、誰かに読んでもらえるのなら、無償で構わない。しかし、図書館への寄贈は、昔の雑誌はおそらく無理だろう。
となると…マンガがメインの古書店なら、ちゃんと買い取ってくれて、次の読者の手に渡るのではないか。
部屋の奥から引っ張り出して、すべて揃ったら、マンガ古書店に持って行ってみよう。安くても買い取ってくれて、誰かが読んでくれればいいな。
『小説ウィングス』は、2009年で創刊20周年だったようだ。昔はよく買っていた。そして、小説大賞にも応募していた。高校時代に創刊号も読んだはず。最近は、読んだり書いたりする機会も減った…発売日さえ忘れているし。
阪神大震災の年、1995年の1月か2月発売の号に、小説大賞の発表があったかと思う。勤務先が使えなくて、別の事務所を借りて仕事をしていたとき、書店を探し回ったのを思い出した。数日~数週間遅れて手にしたが、結果については、残念ながら記憶にない。おそらくは、いつものように一次か二次選考止まりだったはずだ。