★『くらべてわかる! 「時代の動き」まる見え事典 ~モノから社会現象まで、世の中の流れと変化を体感する~』 PHP研究所・編、PHP研究所・刊、2010.09、\880+税
“あなたの子どもの頃の「あの出来事」を知って「これから」を読む゙見える年表゙”ということで、1970年代から2000年代までの「エンターテイメント」「ファッション」「ホビー」「グルメ」「スポーツ」「テクノロジー」「社会」分野における昔と今の事象の変化を、左右見開き一項目で紹介している。
たとえば、「ロボットの生誕年」では、『超時空要塞マクロス』のVF-1 バルキリーは1999年、『鉄腕アトム』は2003年、『ロボコップ』は2010年というから、設定上の生誕年はとっくに過ぎてしまっているという。
また、男性は「進化する野球盤」がおもしろいのでは。1958年(野球盤は木製で手作り)、1972年(消える魔球)、1988年(ビッグエッグ)、2008年(電光掲示板)…流行を取り入れながら、確かに進化している。
「カップヌードルの40年」では、1971年からの各年1つずつの商品が紹介されている(確か大阪府池田市の博物館には、全商品のラインナップ写真があったはず)。
ムックタイプで写真やイラストは豊富だが、96ページと薄いので、物足りなさはある。「見える年表」=「見る」ということで、「読む」感じではないのが残念。私などは、ほかの同じような本を見たくなる。
そもそも、いつ何があったか・流行したかというような本が好きで、これまで何冊か読んだ。
『保存版 現代用語20世紀事典』は、『現代用語の基礎知識』1998年版の特別付録。たとえば1908年(明治41)は、味の素・出歯亀・美人写真投票・万年青の栽培流行・犯人指紋検挙法・インテリ女優。
『タイムウォーカー 時間旅行代理店』(ダイヤモンド社・刊)は少し異色で、現代からその時代へ、出来事を見に行くツアープラン。“疑似時間旅行が楽しめる全60ツアー”。1972年(昭和47)6月では、「日本列島改造論」の発表を聞き(6/11)、超音速機「コンコルド」に試乗(6/13)。コンコルドは騒音による住民の反発で、この日が最初で最後の来日であったとか。1971年(昭和46)7月の夜間飛行便「ムーンライト」と“最後の没収試合”西宮球場でのロッテ-阪急戦も体験してみたい。