特に私が気に入っているのは、
・「若い衆や 死ぬがいやなら今死にや 一たび死ねば もう死なぬぞや」 白隠禅師(はくいんぜんじ、1768年12月11日没、享年84)
・「死んでいく 地獄の沙汰はともかくも 跡の始末は 金次第かな」 歌川豊春(うたがわとよはる、1814年1月12日没、享年80)
・「此世をば どりゃおいとまに せん香の烟(けむり)とともに 灰左様(はいさやう)なら」 十返舎一九(じっぺんしゃいっく、1831年8月7日病没、享年67)
多少ひねくれ気味というか、ユーモアのある句が好きだ。
★『魂をゆさぶる辞世の名句』 宣田陽一郎・編著、成美堂出版・刊(成美文庫)、2009.02、\524+税
兵庫県伊丹市で、以前見た碑。

上田南嶺(1858~1943)の辞世の句は、「このたびは 汽車も電車もいらぬ旅 ただ六文で弥陀の浄土へ」。これも好き。