読書 ~『少年少女昭和ミステリ美術館』~ | 相澤千咲のブログ ~パンダのしっぼは黒じゃない!~

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アラフォー女子による、(実は)ミーハーな日常

★『少年少女昭和ミステリ美術館 ~表紙でみるジュニア・ミステリの世界~』 森 英俊・野村宏平・編著、平凡社・刊、2011.10、\3800+税


じっくりと読み込んだわけではないが、図書館から借りたこの本をパラパラめくると、懐かしさでいっぱいになる。

シリーズごとに表紙が掲載されている。章を「展示室」と称して、「乱歩・ホームズ・ルパン 児童ミステリ界のビッグ3」「世界の名作・日本の名作 少年少女ミステリ全集」「ジュニア・ミステリの名匠たち」「付録・ガイド本の世界」の4つで構成。


昔々、今のようにライトノベルに分類されるような読み物がなかったころ。児童書も今ほどバリエーションがなかった。

私が小学校高学年でよく読んだのは、推理小説。今ではミステリーはまったく読まないが、乱歩・ホームズ・ルパンは当時ほとんど読んだかと思う。一番思い出深いのは、昭和39~48年刊行、全46巻の「少年探偵 江戸川乱歩全集」。背表紙がグレーと白だったか…ポプラ文庫クラシックとして近年文庫化されたときも、装丁が同じで嬉しかった。

映画『ゴジラ』の原作者・香山滋氏が冒険小説を書かれていたことも、この本で初めて知った。巻末には「戦後児童向けミステリ全集リスト」があって、タイトルだけ覚えていた『暁はただ銀色』(光瀬龍・著)は朝日ソノラマのサンヤング・シリーズだったことも分かった。

ただ、「マガーク探偵団」シリーズがリストにも載っていなかったのが残念。確か背表紙は4コママンガだった気がする。


『怪人二十面相と少年探偵団』というテレビドラマが好きだった。放映はⅠとⅡが半年ずつ、1983~84年にかけて。宝塚や西宮など関西を舞台にしたオリジナルで、明智探偵はⅡではスポーツセンターを経営していた。「恋を逃がしたショックさ 二十面相ジェラシー」「愛しているから 追いかけるのさ」といったインパクトのある歌詞の主題歌が印象的だった。数ヶ月前にはⅡをケーブルテレビで放送していたようだ。見られなかったが。


マンガがほとんどなかった図書館にも、マンガの小説版はあった。柴田昌弘さんの『紅い牙』。1982年刊行というから、小6か中1で読んだはずだ。今思うと、バードに初恋をした。