大阪人。
話をしていて「オチないやん!」と突っ込む、とか。機関銃のようにしゃべる、とか。口が悪い、言葉が怖い、とか。大阪人のステレオタイプとしては、そういうことになっているが。
確かに、個性的で、マイペースで、頑固…かも。多分、嫌いな人にとっては、許しがたい人種。
だが、生まれも育ちも大阪人の私。そんな人ばかりでないと断言できる。
この本は、「逆境を笑い飛ばす大阪人の知恵」「世渡り上手の本領を発揮する大阪人の知恵」「世知辛い人間関係を円滑にする大阪人の知恵」「人生を愉快に生き抜く大阪人の知恵」の4章構成。カバー見返しには、“辛らつだけど、どこか暖かくて、ときどき真理をついている。”“そんな大阪人の珠玉の言葉を読めば、明日はきっと、笑ってすごせる。”と書いてある。
私が気に入ったのは、
・“鍵の数だけ 鍵穴はあるんや”…運命の人は必ずどこかにいる
・“無理はせなあかん けど無茶はしたらあかん”…頑張りすぎてはいけない
・“ほっとくようでほっとけへん ほっとけへんようでほっとく それが子育てや”…子育ての極意
・“たぶん宇宙から来た人やろ それでええがな”…どんな人も受け入れてあげよう
など。
著者が見聞きした表現なのだろうが、確かに大阪人らしい「格言」。誰かに対して使ってみたくなった。
…今後、不愉快に思う人を見ても、ひどい言葉をぶつけられても、宇宙人と思うことにしよう…できるかな?
★『大阪人の格言 ~苦しいときこそ笑わなアカン!~』 小杉なんぎん・著、徳間書店・刊、2011.10、\1000+税