12月はじめに図書館にリクエストした

「今日、誰のために生きる?」が、予約待ち2ヶ月半でようやく手に入りました。




この本は、SHOGENさんとひすいこたろうさんの二人の著書です。


感想を前編SHOGENさん、後編ひすいこたろうさんに分けることにしました。


本の中で心に残った言葉を書き連ねていきますが、その前に、

この本に興味を持ったら、ぜひ、手に入れて本を開いてみて欲しいです。


SHOGENさんの色鮮やかな絵やイラストが、ところどころに出てきて楽しませてくれます。

その感動は、文章では伝わりませんから。



感想です。

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僕らは、これまでの人類史上、一番贅沢に生きています。

贅沢ができて、便利になって、安全になった結果、僕らの幸せは激減してしまっている。

すべての答えが、アフリカの「ブンジュ村」にあった。



ブンジュ村では、人と人が触れ合った時の肌の温かさがわからなければ、その人の言葉にも温かさや思いはのらないと言われる。



ザイちゃんの言葉

「言葉はね、相手をハグするように言うのよ」

「人と話す時は、その人を抱きしめるように話すんだよ」




村長に言われた3日後の夕日の色は、「人が抱きしめられた時の心の色」なんだそう。



お腹いっぱいになって嬉しくなったら、みんな、

「オーヨ、オヨオヨ、オーヨ、オヨオヨ」と歌い踊る。



自分の休息を削ってまで仕事を優先するのは、「恥ずかしいこと」

どんなに仕事に誇りを持っていても、それ以上に大切なものが何かを知っている。




失敗する大人をみるから、子どもは安心して未来が描ける。

人は、年を重ねるほどに人間らしくなっていく。

不完全だからこそ、愛される存在なんだ。




一番最初に大切にしないといけないのは自分。

自分の心を満たさない限り本当の意味で誰かの力にはなれない。




自分が一番のファンでありなさい。ー自分に愛を吹きこむ行為。

愛がそそがれたものからしか愛は与えられない。




あきらめる時間が来ることのしあわせ。




感謝を伝えるということは、「ありがとう」を言えばいいということではなく、思いを伝えること。



食事が作業になった時、生活そのものも作業になるから気をつけた方がいい。





村長のおじいちゃんは、夢の中で時空を超えて日本人と交信し、いろいろ教わっていた。


地球上で、虫と会話できる稀有な民族は、日本人とポリネシア人だけ。




「この世が滅亡する時は、日本人に虫の音が聞こえなくなった時だよ。つまり、自然と対話できる人がいなくなった時、地球の崩壊がはじまる。」


「日本人は、心の豊かさとゆるがない心の安定をもっている人であってほしい。

それが、日本人の役割なんだよ」



どんな時(efすごく嬉しいことがあって、すぐに誰かに伝えたい時)でも、まず、息を整える。

息を整えることで心にゆとりが生まれる。



小さな日常から、大きな幸せと豊かさを受けとって生きているのがブンジュ村の人たちであり、かつての日本人だった。




この本を読んで、改めて日本人として生まれてきた使命を感じさせていただきました。



最後まで読んでくださってありがとうございました。