仕事柄シンガーソングライターの音源をもらったり聞く機会が多い。
その8割がダサい。
そんな音源作って何か奇跡が起こるとでも思っとるん?
聞くたびにこう思う。
音楽で売れるってのは奇跡なんよ。
普通のことやっとっても売れる訳がない。
でも8割のシンガーソングライターは普通のJpopなアレンジの音源を作りたがる。
あいみょんのあの王道アレンジはあの強い声で売れたから成立する。
miwaのどメジャーな楽曲は売れっ子miwaちゃんだから許される。
売れてもないシンガーが周りと同じような音源作って抜け出せるとでも思っとるんだろうか?
正直、音楽業界をナメとるとしか思えん。
言いすぎた。
でもこれが本音だ。
特にシンガーソングライターは歌と普段の伴奏楽器が大事。
だってそのスタイルで普段ライブやっとるんだで当たり前。
そのネイキッドソングがダメならどんなアレンジをしたところでよくなる訳がない。
だで、まずネイキッドソングを完成させる。
歌とギターだけでもグッとくる音源を完成させる。
それが出来ないようなら何やってもダメ。
その上でそのネイキッドソングに何かアレンジを足したら更なる奇跡が起こるかも?
そう思ったらアレンジを加える。
今はコラボの時代だ。
クローズドな環境で完成度を上げることよりも、制作過程すらオープンにして可能性を広げた方が面白い。
だでネイキッドソングの状態で出し惜しみせずに全世界に発信する。
もしかしたら全然知らんミュージシャンやクリエイターがそのネイキッドソングを聴いてコラボを申し出てくれるかもしれんだでね。
11/7(月)ハンサム判治feat茅るヶ崎チルドレン「湘南ウクレレフェスのテーマ」
11/11(金)シモムラナナ「I want U」
ハンサムレコーズからリリース!
音源ってのはアーティストから離れて一人歩きし、奇跡を呼び起こし、可能性を繋げていってくれるものであって欲しい。
最後にもう一度いう。
音楽業界は売れんのが当たり前。
それでも売れる可能性を高めるために何をすべきか?
それをアーティスト自身も考えていかんとなんよ。
だで今日はあえて厳しいことを言わせてもらった。
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