理論を一切知らずに音楽を作ってきたワシが、音楽の仕組みを本気で勉強しようと思ったきっかけは「移動ド」の存在を意識した時。
それまで無意識で使っとった移動ド感覚をウクレレの指板にリンクさせてみたら眼から鱗が落ちたんよね。
あれ?ウクレレってすげー簡単だ!ってね。
そこから一気に音楽理論にのめり込んで自分で勝手にいろいろ考案し始めた(笑)
その中でも目玉はやっぱりハンサム判治式移動ドシステム=ドマーシステム!
ドマーシステムは歌手として移動ドで歌う事を簡単にするための新しい移動ドの方式。
ドレミファソラシドだけで出来た歌なら苦もなく歌えるが、#や♭がつく音が混ざるともうお手上げになるじゃん?
普通の移動ドだと#や♭は発音せずにイメージだけするらしいが、それじゃ口から出る言葉と音が一致せんくなるという欠点がある。
そこで黒い鍵盤の音にも歌いやすい名前をつけてみた。
バークリー式のように例えばド#とレ♭といった異名同音は区別せずドとレの間の音はス!って子どもや初心者でも簡単に歌えることを目指した。
図にするとこうなる。
※便宜上ピアノで表したけど、ドはCと限らずそのコードのルートや曲のキーのアルファベットをドとする。
ジャズミュージシャンならm3とか♭7とか普通に使うじゃん?
でも数字じゃ歌いにくいから
- m3をマイナーを決める「マ」
- ♭7 はセブンスコードを決める「セ」
って言う風に役割を連想できる名前をつけたって訳。
音の役割にちなんだ名前にすることで、移動ドで唄う意味が深まるって訳。
名前の由来となった音の役割やイメージをまとめると
- ♭9はスペインっぽいからス!
- ♭3=#9はマイナーの象徴だからマ!
- ♭5=#11はリディアンの音だからリ!
- ♭13はエオリアンの特性音だからエ!
- ♭7はセブンスコードに使われるからセ!
って感じで音のイメージとリンクさせることで一発で覚えられるって訳。
このハンサム判治式移動ドが世界に広まるように「ゴリラから見た音楽理論」を早く完成させて出版したい。
※このブログを書いた当時はドマーシステムという名前で、♭9=ロでしたが、現在は「炎上ジャズ移動ド」として進化して、♭9はスになったので図も新しくし本文にも修正を加えました。