2017年に出版した「ゴリラから見た音楽理論(ゴリ論)」というのはプロミュージシャンでありながら、楽譜も読めず、音楽教育的には全くのゴリラレベルであるワシが自分なりの音楽理論をエッセイのように語ってみた音楽理論書。

 

ゴリ論を一言で説明するならば、全て移動ドで考える音楽理論。

 

移動ドというのは頭の音をドと考えて、チューナーが指す音は無視してドレミファソラシドで考えるという概念。

 

例えばピアノのレの鍵盤からドレミファソラシドと聞こえる音の並びを

 

レ-ミ-ファ#-ソ-ラ-シ-ド#-レと考えるのが固定ド(鍵盤の音の名前通り)

ドレミファソラシドと考えるのが移動ド(鍵盤の音の名前は無視)

 

ピアノをやったことがなく、音楽教育も一切受けとらんワシは昔から自然に移動ドが当たり前だった。

 

ウクレレやギターはまだ指板上に音が見えるで自分が弾く音は把握しとるけど、トランペットなんか未だに何の音がでとるか知らずにただ指と唇の感覚を頼りに聞こえる音がかっこいいかどうかだけで吹いとる(笑)

 

それでどうにかなっとるじゃん?音楽ってそういうもんなんよ(笑)

 

別にワシが天才って訳じゃない。

 

 

でも音大をはじめとした音楽教育界では固定ドが当たり前らしい。

 

だで、特に音楽を教える立場の人は移動ドだけじゃダメだよねってなるのが当たり前。

 

ウクレレみたいなゆるゆるの楽器でもそう。

 

 

でも偶然見つけたこのブログの音楽の先生はすげー興味深い文章で柔軟な人だなあと思ったもんで是非読んでみて。


夫婦共に音楽家で、ブログ主の奥さんはピアニストだで絶対音感ありの固定ドの人。

 

旦那さんは声楽家で音大卒なのに相対音感で移動ドの人。

 

その感じ方の違いが勉強になるブログだったもんで生まれて初めてリブログしてみた(笑)

 

そもそも音大でとるのに移動ドの人ってのは珍しいみたい。

 

 

ワシがなんでゴリ論に対してこんなに熱意があるかっつうと、ウクレレなんか移動ドで考えればすぐ音楽が分かるようになるってことを一人でも多くの人に伝えたいから。

 

丸暗記だけじゃなく、自分で音楽を操れるようになったらマジで楽しいでね。

 

 

でもちゃんとした音楽教育は固定ドが当たり前。

 

だでウクレレというゆるい楽器の世界でも固定ドが重視されるのは当然だし、楽譜が読めないと音楽の仕組みを冒険する入り口にも立てない状況というのも当たり前。

 

でもそんな状況を打破したいんよな。

 

ウクレレってマジで頼もしい楽器だでただ丸暗記のコピーだけで終わらせちゃもったいない!

 

 

このブログの先生の声楽家の旦那さんもそうだし、ワシもそうだし、あのパバロッティもそうだし、歌が中心の人にとっては移動ドの方が自然で使い勝手がいいって事はワシは断言できる。

 

だで、歌手向きのゴリ論はあえて、固定ドを捨てて、移動ドだけで考えるという反主流派に徹した。

 

つまり反体制側の音楽理論って訳(笑)

 

しかも新作「炎上ジャズウクレレ(ドレミジャズ)〜ドレミだけでなんちゃってジャズウクレレ」は楽譜はもちろんのこと度数表示も捨てて全てドレミで解説したといういわば革命

 

 

あ、熱くなりすぎたけど

 

このブログの内容が難しいって思った人、あなたはまさにゴリ論向きです!(笑)

 

最初のゴリ論は度数表示で表記したもんで数字がいっぱい出てきちゃうもんで、それを進化させて全て移動ドのドレミ表記で説明した新作「ドレミジャズ〜ドレミだけでなんちゃってジャズウクレレ」を今すぐに読むことをおすすめするぜ!

 

 

紙の本は高いけど、無料でPDF版もダウンロードできるでお買い得!

 

 

逆にこのブログの内容にすぐにピンときちゃった人は固定ドで考えられる人ってことなんで、ゴリ論は忘れてそのまま突き進んでください。

 

でも、音大卒のバンド仲間に、「こんな考えがあるんだー。面白かったし物凄く勉強になったよ」って褒められた本だもんで、どんな人でも役に立つと思う。

 

 

仕事は音楽、音楽理論はあくまでも趣味だもんで、本を買わんくても理解できるように動画をアップしとるんよ。

 

 

コードをラーメンで例えて、簡単な5つのコードさえ覚えればすべてのコードが作れるというこの動画がおすすめ。

 

たった15分、この動画を見るだけで、たぶん音楽の見え方が変わるはず!