去年の10月にウクレレを始めたばっかの子に弾き語り1発録りさせたドSプロデューサー(笑)
だって弾き語りメインでライブやっとるSSWのCDがポップなバンドサウンドだったりすることが多いご時世じゃん。
「ワシは君の唄を弾き語りで聴きたい!」ってしょっちゅう思うんよ。
ノンクリック!アンプラグド!マイクは声と楽器に1本ずつ!という男の1発録り!
レコーディングしとるのは可愛い女子だけど(笑)
プロSSWおじさんという仕事柄、沢山のシンガーソングライターのCDを聞く機会があるんけど、かなりの確率で尾崎豊みたいなJでポップなロックサウンドなことが多い。
ワシは世代的にも尾崎豊は大好きだ。
でもアングラなバンドを25年もやってきとるんだで、いまさら尾崎豊みたいなJでポップなサウンドを聞きたいとは思わんじゃん(笑)
尾崎じゃなくても「音楽好きって思われたい系の芸能人」が好みそうなヒットチャートでトップ10には入るけど、何となく売れ線ではないと思われがちなガチな売れ線サウンド(笑)っぽいアレンジが施されとったり、、、、
バンドサウンドとか凝ったアレンジってのは本当に難しいでSSWは下手に手を出さん方がいい。
と言うわけで特別にレコーディングの模様をノーカットでお届け!
(音声はiPhoneで録音した音のまま)
マイクの前で弾き語りをしてそれをそのまま真空パック!
これがSSWにとって一番王道のレコーディング方法なのに、なぜか最近あまりないらしい。
なぜ弾き語り1発録り作品がなかなかないのか?
それは弾き語り1発録りだとマイク被りが邪魔して、今じゃ悲しいことに当たり前になってしまった音程修正ができんから。
でも、音程を機械的に修正してどーすんの?ってワシは思う。
そんなに12平均律の音に正確な歌を求めるなら機械に歌わせればってね(笑)
歌が上手い=ピアノの音通りに正確に歌えるって思われがちだけど、実は全然違う。
12平均律の音程が気持ちいい音って訳じゃないんよ。
その辺は長くなるで興味あれば検索するかゴリ論読んで(笑)
とにかく声を大にして言いたいことは
音程やリズムの揺れこそが聴く人の心を揺さぶる魔法なのだ!
ってこと。
今回録音した作品は「わかないづみ」というアーティストのデビューアルバムだけど、実はウクレレでライブ活動をするための教科書的な役割も隠されとる。
だでこのCDの歌詞カードにはコード進行も載せる予定。
これからウクレレを始めたいって人はこのCDの曲を練習すればウクレレでライブ活動をするために必要なコードが全て覚えられるって訳。
わかないづみが昨年の10月にウクレレを買って独学でウクレレを始めて、今年の2月からはワシの元でウクレレSSW としてステージに立ち始めて1st.CDのレコーディングに至ったまでの軌跡が収録曲に反映されとるんよね。
さすがウクレレ大使だら?(笑)
今回はコトネという島村楽器オリジナルウクレレだけを使ってレコーディングした。
メインはコンサートのスプルースxコアの「COTONE CC106C」をLow-Gで。
1曲だけソプラノのスプルースxローズの「COTONE CC102SL 」をHigh-Gで使用。
コトネは鳴りがめちゃくちゃいいウクレレだもんであえて伝統的なウクレレサウンドじゃないコトネらしいふくよかな音で録音してみた。
ワシ自身は滅多に使わんけど、特に子供や女子はウクレレでもカポが使えるってことも作品を通じてアピールしてみた。
You May Dream以外全てカポ!(笑)
このG7TH ULTRA LIGHT CAPOは手のでかいワシでもギリギリ使える優れものだでもしウクレレでカポを探しとるなら断然お勧め!
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