シンガーソングライターは下手にバンドに手を出さんほうがいい。


だってシンガーソングライターバンドのほとんどがシンガーの想定通りの「バックバンド」になっちゃっとるんだもん。
 

これはもう目も当てられんし、やる価値がない。

 

ただのお遊戯。
 

 

特に、弾き語りでいい唄をうたえとるシンガーソングライターはホント、バンドで歌うのをやめた方がいい。

 

バンドへの憧れがあるなら捨てた方がいい。

 

君の歌なら1人で大丈夫。

 


ドラムとかベースとかギターとか鍵盤とかがおるだけじゃ「バンド」になれんだよ。


独立したミュージシャン同士が有機的に反応しあって曲を作った人の想定を超えるサウンドになって初めて「バンド」になる。

そーじゃなければ「バンド」じゃなくただのバックバンドだし、お遊戯発表会にすぎんだよな。

 

 

「せっかくいい唄うたうのに、もったいない。」

 

SSWバンドを見るとたいがいそう思っちゃうもんであえてキツイ書き方をしてみた。

 

これは褒め言葉だで誤解なきように。

 


もちろん楽しみとしてバンドをやるとか、長丁場のライブでの弾き語りを引き立たせるためのアクセントとしてバンドを使うのは全然OKだよ。
 

だってバンドってやるぶんには楽しいしかないでね。

 


でも例えば竹原ピストルぐらい売れとっても、リリースされた音が普通のJ-POPS風バンドサウンドだとちょっと違和感ない?

 

違和感というか何というか、、、あえて言っちゃおう。

 

竹原ピストルでさえバンドより弾き語りの方が断然いい!


ウクレレだとつじあやのちゃんが有名だけど、メジャーデビューしてからのJ-POPS風バンドアレンジより、インディーズのデビューミニアルバム「うららか」のウクレレとアコギだけのアレンジの方が断然好き。

もちろんメジャーからリリースする以上、幅広い層に聞いてもらうために意図的にゴージャスなJ-POPSサウンドにしとるってことなんけどね。

 

 

オトナの意向が働いたとしてもそれで売れたならそれが正解。


竹原もつじちゃんも結果を出しとるんだでそれで大正解。



でも真のファンが求めるその歌手の本当の魅力が一番出るのはやっぱ

 

「弾き語り+アルファ」だら?

 

これだけは間違いないと思う。

 

 

だでCDや動画だけで満足せずに弾き語りアーティストのライブを生で見に行って欲しい。

 

もちろんワシのソロも!

 

 

先月の下北でライブの日に、たまたま店の前を通りかかってワシを見つけて会いに来てくれた竹原ピストル。

 

紅白出ても変わらんそんなお前が好きだ。

 

またツーマンやろうぜ。

 

 

ワシはバンドばっかりやってきてもう25年になる。


そんないわばバンド専門家でもあるワシでさえ未だにこんなことを言われたりする。

「バンドでの判治さんも好きですが、やっぱソロの時の判治さんが最強っす。」

ファンから言われるならまだしも、現在進行形で一緒にバンドをやっとるゴリラ人間ズのドラマーウエダにも言われちゃうとは嬉しいやら切ないやら複雑な気持ち(笑)

長年バンドマンとしてシノギを削り合ってきたムシャクシャの池田にも同じこと言われたしな。



確かにソロでバンドをぶっ潰す気合いでやる時のワシは最強かもしれん。

ウクレレとかギターとかバンドとか関係ない次元にイっちゃうでね。

 

むしろ音楽ですらないのかもしれんし(笑)

 

特にエグいバンドマンがそう思ってくれるのもわかる。

でもそれだけじゃ一般リスナーには伝わらんだよ、、、。

 

ついこないだも、SSW系のイベントでちょっとアクセル吹かせただけでドン引きされたし(笑)


だで、一般リスナーからエグいバンドマンまでどんな人の心も持ってける「本物のバンド」を追い求めて今でもバンドをやっとるんよな。

 

 

だで何となくバンドに手を出しちゃうSSWのことを批判しとる訳じゃなくて、せっかくバンドやるならバックバンドじゃない本物のバンドを目指さんと意味がないよって話。

 

本物のバンドって想像以上にすげーでね。

 

 

そんなまだまだ旅の途中なワシは最近、新しい表現方法にハマっとる。

 

タイマーズ、MOJO CLUBとかのドラマー章二丸さんとドラム×ウクレレ絶唱デュオが楽しすぎるんよ。

 

この動画は1分台の短い動画だで是非見て欲しい。

 

 

これは2人デュオだで歌手の魅力を最大限に出せる「弾き語り+アルファ」でもあるし、2人だけど「バンド」でもある。

 

ドラマーとのデュオってガチなタイマンでもあり公開セックスでもあるんよな。

 

ギターとかベースとのデュオはあんまりウクレレ弾かんくても成立するけど、ドラムと2人だとそうもいかん。

 

ちゃんとグルーヴィーにウクレレ弾かんと成立せんもんでスリル満点。

 

 

勢いある曲でガシガシやりあうのも最高に楽しいし

 

 

バラードで時間と空間を感じならが有機的に反応しあえるとこれまた最高に気持ちがいい。

 

このライブはノープラン打ち合わせなしのぶっつけ本番のセッションだったからこそ、いろんなことが見えた気がした。

 

もっとウクレレ上手くなりたいって久々に思った(笑)

 

 

明後日4/6(金)にまたこのデュオでライブやらせてもらうよ。

 

一度知った仲だからこその濃密な「バンド」を見せちゃうで是非遊びに来てや!

 

 

魂圧KON-ATSUとはバンドマンが音圧を捨てて魂の圧力でぶつかり合うイベント。

記念すべき10回目にふさわしい豪華なラインナップ!

 

松野浩介のお笑い芸人とは思えんくそ熱いマジ歌から始まり

ヒダビシャスの色男なのに熱い歌で盛り上げて

赤塚テレビの男臭いシャウトと続いて

SHACHIのTAKEのレアな弾き語り。

そしてトリはタイマーズの章二丸さんとの2人バンド。

 

これは見逃せんら!

 

チケット予約はお早めに!