一昨日のリーフルームは最高の夜だった。
弾き語りイベントでここまでオモロかったのも珍しい。
トップは優理ちゃん。
ほんわかしとるんけど芯が強いシンガーでスピードボールって新曲で泣きそうになった。
可愛いのに汗かき(笑)
そーいや全くのピンでの聞間拓ちゃんを見るのは初かも。
もちろんバンド形態やユニットの方がクオリティは高いんけど、歌い手そのもののパワーが発揮されとってグッときた。
ガムシャラな情熱に見とる方も熱くなった。
ワシは弾き語りの聞間拓が好きだ。
で、拓はわしが知る限り最強の汗かき(笑)
ちょうど作りかけの新曲とテーマがかぶってグッときた。
死に物狂いで生きとるワシと死んでも未だにワシの中で生き続けるアイツの唄。
そう、ハンサム兄弟の未発表曲「キラキラ」の続編。
ワシは昨日から弾き語りライブに臨む姿勢を一新したつもり。
まず、シンプルな3和音で力強いストロークをかき鳴らすスタイルへのこだわりを捨てて、コードワークを凝った曲も取り入れた。
基本4和音にして、代理コードや裏コードや251を多用することでジャズ的な匂いを弾き語りにも取り入れてみた。
ジャズ的な演奏とゴリラの唄、そうゴリラ人間ズと同じくギャップ萌え。(笑)
1曲目はこの新しい唄を選んでみた。
しかもキーもコードワークもライブ直前で変えた全くの新バージョン。
シンプルな代理コードを使っただけだけど雰囲気はやっぱ変わるな。
他の曲でもAm7を多用しとるのは手を離すパフォーマンスがしたいからだけど(笑)
他にもいろいろ意識を変えたんけど、分かりやすいところではマイクをちゃんと使ってみた。
普段ワシはマイクを使わんことが多い(笑)
でも、ノンマイクで声を通せるキャパの会場でもちゃんとマイクを使って小さい声で唄うことでメリハリをつけることを意識した。
マイクはワシにとって拡声器じゃなくて、小さい声で唄うための縮声器だという意識でマイクをちゃんと使った初めてのライブだと思う。
そしていつもの社会的発言を過激に言い放って押し付けるスタンスを封印して節々にさりげなく散りばめることで、政治的社会的発言を音楽に持ち込むことを嫌う層にも対応してみた。
これは大衆に寄せた訳じゃなく、もっと効果的に伝えるための手段。
こんな有り得ない状況でも自民党が圧勝する社会なんよ。
馬鹿正直に真正面から批判ばっかしとっても何も変わらんだよな。
そんな意識でライブをやったらCDを沢山買ってもらえて嬉しかった。
たぶんお客さんの半分ぐらいが買ってくれたと思う。
まだまだ表現者としてやりたいこともやるべきことも腐るほどある。
唄い手の人生は挑戦と成長の繰り返しなんよ。
でも唄い手なんて脆く儚い職業なんかいつまで出来るかわからんだよ。
だで、毎日毎日、最高の唄が唄えるようにガムシャラにやる。
リーフルームでは毎月唄わせてもらいたい。
やっぱ大好きなハコだ。
普段、バンドでも弾き語りでもトリが多いけど、弾き語りはトリじゃなくトリ前だといい仕事ができる気がする。
人気はないけど圧倒的な圧があるワシをトリ前に組みこむことでイベント全体が面白い方向に進むというリーフルームオーナーのカクさんの狙い通りの展開になったと思う。
竹原ピストルとかセクパンのタマキングと弾き語り対決やった時もそうだったけど、ワシの後にやることでメインアクトが普段とは違うライブを見せてくれるみたいだ。
「前座、判治大介シリーズ」で毎月やらせてもらって1年後にソロでワンマン。
人気はないけど、そんなハンサム判治の利用価値、どうすか(笑)
リハ後に豪徳寺をブラブラしとったら最高の店構えなラーメン屋を発見。
丸長の豪徳寺店はここだったんか。
やばい、ラーメンとカツ丼がある。
これでビールが赤星なら幸福の黄色いハンカチごっこができる。
赤星じゃなかったもんで、高倉健になることは諦めて、丸長といえば、つけ麺ってことで野菜つけ麺。
目白丸長と比べるとかなりあっさりだけど、いい感じ。
こんな昭和なラーメン屋が大好きだ。
ラーメン屋のプロデュースもやっとる身として言わせてもらうけど、ラーメンは良い意味でも悪い意味でもしょせんラーメンなんよ。
だで、必要以上に偉そうなラーメン屋は好きじゃない。
なかなかおもろい組み合わせだったわ。
全員汗かきという汗かきナイト(笑)
オーナーのカクさん、ありがとうございました!
来年から「前座、判治大介」シリーズお願いします!