「ゴリラから見た音楽理論」の初級コード編でやる「コードとはラーメンなのだ理論」をフライングで紹介!
もともとゴリ論は東北の子供に「ハンちゃん、コードって何?」って聞かれたことがきっかけで生まれたもんで、このラーメン理論はゴリ論の象徴的な理論かも。
これを読めばコードとは一体なんなのかのイメージが掴めるはず!
ということで本書でも使用した画像と文章(抜粋)を大公開!
そもそもコードというのは日本語でいえば和音のことで、高さの違う音を同時に 3 つ以上鳴らしたものをコードと呼ぶ。
いわゆるハモりと一緒。
メロディーの伴奏をするために一つの音じゃ寂しいから厚みと雰囲気を出すために違う高さの音を重ねてみました! ってイメージかな。
同時に鳴らす音は何でもいい訳じゃなく、綺麗に聞こえるためにはルールがある。
コードの一番下の音をルートと呼び、そのルートをド(1 度)とした時に、ミ(3 度)とソ(5 度)を重ねるのが基本。
で、それをラーメンに例えたのがゴリ論って訳(笑)
結局コードとはラーメンなのだ!(笑)
麺=ド(1 度)
スープ=ミ(3 度)
丼=ソ(5 度)
チャーシュー=シ(7 度)
である(笑)
解説しよう。
ラーメンは麺を食う食べ物である。 麺がなければラーメンじゃない。
だから麺が主役=ド(1 度)である。
そしてスープの温度によってラーメンなのか、冷やし中華なのかが決まるじゃん?
だからスープ=ミ(3 度)であり、その温度(高さ)によってラーメン(メジャー)なのか、冷やし中華(マイナー)なのかを 決める重要な役割を担う。
つまり、そのままのミを含んどればいつでも食べられるメジャーなメニューであるラーメンになり、半音下がったミ♭に なれば夏しか食べられないマイナーなメニューである冷やし中華になるってこと。
麺とスープがあっても、丼がないと食えんじゃん?
でも丼が味を決める訳でもないじゃん?
そんな重要な存在なのに、味にはあまり関係せん丼こそがソ(5 度)なのだ!
この麺=ド(1 度)、スープ=ミ(3 度)、丼=ソ(5 度)の 3 つで一応、具なしだけどラーメンとしてお客さんに出せるじゃ ん?
この麺とスープと丼だけの具なしラーメンを 3 和音のコードと言って超基本的なコードとはこれのこと。
セブンスコードはチャーシュー入り!
麺、スープ、丼の次に重要なのってやっぱチャーシューじゃないか? そのチャーシューがトロトロチャーシューなのか、昔ながらの肉感たっぷりなチャーシューなのかってかなり重要だ ら?
あそこのラーメン屋はチャーシューがうまいからまた行きたいとは思うけど、メンマがうまいからまた行きたいとはまず 思わんじゃん?
それぐらいチャーシューってラーメンの中でかなり重要な役割を担っとる。
コードの中でそんな重要なチャーシューの役割を果たしとるのが 7 度なんよ。
7 度にも、3 度の時と同じようにそのままのシ(7 度)=メジャーセブンスと、半音下がったシ♭=フラットセブンスの 2 種類がある。
個人的なイメージだと今風のレアなトロトロチャーシュー=メジャーセブンス(シ)で、昔ながらの肉感を重視したチャ ーシュー=フラットセブンス(シ♭)ってとこかな。
麺、スープ、丼だけの具なしラーメンを 3 和音のコードって説明したけど、これにチャーシューを加えたラーメンを 4 和音のコード(セブンスコード)と呼ぶ。
具なしのシンプルなのもいいけど、チャーシューが入った方が豪華じゃん!って感じ。
以上がゴリ論の初級コード編に書いた「コードとはラーメンなのだ理論」の抜粋。
ゴリ論はこんな切り口で音楽理論を語った本だよ。
いきなりすぎて分からんって人もおるかもしれんけど、頭からゴリ論を読んでもらえれば絶対に理解してもらえるはず!
ゴリ論の雰囲気だけでも知ってもらいたくてブログで紹介してみたよ。
ゴリ論出版プロジェクトも大詰め!
期限まであと2日!
是非、一度、目を通してみて!
https://greenfunding.jp/lab/projects/1939
ゴリ論に連動したYouTube番組「ゴリ論チャンネル」でもこのコードとはラーメンなのだ理論を解説しとるよ。