さっきのブログはリア充BBQ写真ばっかだったもんで、次はステージの仕事だけじゃないワシの重要なお仕事を紹介!
青空camp名物の富士山見上げての無料ウクレレ体験教室もこれで6回目。
今年は天気があまりによく気温も高かったもんで初の屋根付きステージでの開催。
去年まではこんな感じで草原に座って大地を感じながらだったんけどさすがに熱中症リスクを考えて断念。
でもこのウッディーなデッキ(ステージ)の雰囲気も抜群だで悪くない。
基本的にわしのワークショップは他のウクレレ教室とは違って、ウクレレを習いたくて能動的にやってきてくれた人を対象にしとる訳じゃなく、たまたまその場におった人でウクレレ触ってみたいなあって思ってくれた人を巻き込んでやるスタイル。
だで、ほぼ100%無料。
この日も5歳の女の子とお父さんや、おじいちゃんおばあちゃんといった様々な人がウクレレ初体験を楽しんでくれたようだ。
最近は、ただ音楽を始めるきっかけだけじゃなく、長く続けられるように音楽の深みも伝えることも目標にしとる。
だってわし自身の体感的にも、楽器屋さんの統計的にも、ウクレレってただ簡単なことだけやっとるだけじゃ2、3年で飽きてやめちゃう人が多いんよ。
だでウクレレでアドリブが弾けるようになる本「ゴリラから見た音楽理論」の執筆に力を入れとるんよね。
決まった曲をただミスせずに弾けるようになるのはある意味ゴールがあるけど、アドリブにはゴールはないんよ。
だでアドリブができるようになればマジで一生もんの趣味になると思っとる。
レレチャリという名前のウクレレチャリティーイベントもこれで74回目。
2011年にウクレレ大使になって以来、レレチャリという名前以外でも避難所や仮設住宅で無料ウクレレイベントを数多く開催させてもらってきた。
全部含めたら500回は開催させてもらっとるし、この6年で届けたウクレレも400本を超えて、気仙沼を中心に東北でもウクレレで定期的に音楽イベントを開催する仲間も確実に増えとる。
でも実際に現場を見た人とかウクレレ大使活動に直接協力してくれとる仲間を除けばあまり評価してもらえん活動なんかもな。
たまに心無い言葉を浴びせられてガッカリすることもある。
でも楽しいんだで関係ない(笑)
そんな訳で青空camp二日目の朝のワークショップのダイジェスト映像を。
初めて楽器を触る人とか子供でも楽しめるように、その時に集まってくれた人に合わせて臨機応変にやっとるけど基本はこんな感じ。
①声を出す!
②1本指コードのCとAmでメジャーとマイナーの世界を味わう!
③Fを覚えてコード進行に挑戦!
④GとかG7を覚えたらもうどんな曲だって弾けちゃう!
⑤経験者にはゴリ論でアドリブに挑戦!
実は初日のライブ終了後にも焚き火を囲んでのレレチャリコーナーを担当した。
前日夜中に朝霧について、朝からリア充BBQやってライブやって焚き火レレチャリやって、翌日は富士山レレチャリをやるというハードワーカー!
よくプロに無料で仕事を頼むことの是非が話題になるけど、強制的に無料でやらされとるケースなんかそうそうないと思う。
もちろん、パワハラ的な感じで無料でやらされとるケースは言語道断だけど。
だで、結局は本人がその仕事をその条件でやりたいかどうかだけの話。
ワシはギャラとか関係なく、被災地のためになって自分のためにもなる仕事とか、純粋に自分が参加したいって仕事なら引き受ける。
だで、プライベートなパーティーとかイベントで突然「判治さん歌ってくださいよ!」って無茶ぶりされるのも嫌いじゃない。
前もって呼ばれるならスケジュールの確保のためにギャラの提示も判断材料のひとつになるけど、その場におるんならノリで唄っちゃった方がお互い楽しいじゃん。
そのためにいつだってウクレレを隠し持っとるんだでね(笑)
もし無料じゃ無理なら
「無料では出来ないのでこれぐらいください!」
ってギャラや条件を交渉すればいいだけの話だと思っとる。
でもワシには自分の芸を貪欲にお金にかえる意識がなさすぎるんかもな。
うまいことやれた人がのし上がるってことはどんな世界でも当たり前。
ワシ自身、自分がのし上がるために仲間を裏切ったと思われても仕方ない行動をとった過去もあったかもしれん。
500本無料で贈ることより、1000本高い金をとって売ったことの方が評価されがちなのも事実。
でも正しいことをやっとればいつか必ずいい事が返ってくるってことも信じとる。
薬王堂のテレビCMなんかもまさにそれ。
最高のご褒美!
パン粉社長もネムネムだて。