なんでか急に初心者向けの音楽理論書「ゴリラから見た音楽理論」なんか書いちゃったゴリラ型バンドマン、ハンサム判治。

 
そんなワシに対して
 
「どーして、ハンちゃんが音楽理論書なんか書いてるの?」
 
なんて疑問の声も沢山寄せられとる(笑)
 
もしかしたら
 
けしからん!ゴリラのくせに神聖なる音楽理論の本なんか書きやがって!音楽に対する冒涜だ!」
 
なんてお叱りの声もあるかもしれん(笑)
 
 
確かにワシはプロの楽器プレイヤーでもないし、音大で理論を学んだ訳でもない。
 
それどころか半年前までドレミファソラシドすら弾けんかったゴリラだ。
 
でも自分なりに真面目に勉強してみた上で、ワシみたいなゴリラが音楽理論書を書く意味があるって本気で思ったんよな。
 
その理由は本の中でもゴリ論コラムの一つとして書いたけど、ブログでも書かせてもらうよ。
 
ワシみたいな男が音楽理論の本を書こうと思った理由をしっかり示しとかんと、この本に込めた想いが伝わらんもんでね。
 
冷やかし半分で書いたって思われとったら切ないしな。(笑)
 
 
ということで以下、ゴリ論コラム。
 
 

「養殖物はすぐ手に入るはが天然物はなかなか手に入らない」

 

ワシの本業はボーカリストであり作詞作曲家である。

ギタリストでもなければウクレレプレイヤーでもない。

だからプロとして楽器を弾ける訳ではない。

 

でもプロとして楽器を弾ける人にとっては当たり前すぎて説明を省略しちゃうような初歩的な概念にこそ、初心者はつまずくんよ。

 

初心者が何につまずくのか?

ワシなら分かる。

なぜならワシもつい最近まで初心者だったからだ(笑)

 

そんな楽器のプロでもなく、音楽理論を長年勉強しとる訳でもないワシだからこそ教えられる音楽理論があると確信し、この本を書くに至ったのだ。

 

逆にプロとして活動しとる「唄」を人に教えることは出来ん。

なぜなら、ワシが自然に身につけた人間離れした発声方法や、独特の表現力はなぜ身につけられたのか自分でも分かっとらんからだ。

こんなデカい声は生まれ持った才能であって、ボイトレも未経験だし、唄の練習もしたことがない。

 

作詞作曲方法もそう。

今まで作ってきた曲のほとんどが鼻歌から生まれとるもんで、どーやって作ったのか自分でも分かっとらん。

 

つまりワシにとっての唄や作詞作曲方法というのは天然モノであるから、他人に真髄を教えることは出来んだよ。

その点、音楽理論は短期間で無理やり成長させた養殖魚みたいなもんだから教えられるって訳。

 

ワシは長年、音楽理論を全く知らずにバンドをやってきた。

ライブの本数や自分のバンド名義でリリースした作品の枚数がワシより多いボーカリストはそんなに多くないと思う。

しかも芸能系からアングラ系まで、やってきた仕事の振り幅の広さもそうは負けんと思う。

 

そんな様々な現場を知るボーカリストとして、あの時この理論が分かっとればもっと楽だったのに!って思うことも少なくない。

 

それをみんなに伝えたかったもんでこの本を書いたって訳。

 

 
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という訳で我が家の地味にスゴイ石原さとみさーん、校閲お願いしまーす。(笑)
 
それにしても原稿をプリントアウトしてみたらこの厚さ(笑)
 
もうちょいブラッシュアップしたら音楽系の出版社に本格的に売り込みかけるぜ!
 
まあ、現実は、教本を出しとるような出版社の編集さんには、普通の音楽理論書とは着眼点が違いすぎて理解してもらえんかもしれんけど。。。
 
 
でも、身近な音楽に詳しい友達に無理言って読んでもらった評判はなかなかなんよ。
 
海外で勉強するぐらいクラシックに精通しとる友達からは「これ、相当のもんですよ。 クラシックでも、十二分に通用すると思います!! 僕、正直びっくりしました!お世辞でもなんでもなく、日本でこんなにわかりやすいモノを見たのは初めてです。」なんて絶賛してもらったり、
ウクレレ系のワークショップイベントを主催しとる先輩からも「素晴らしい!この本はまとめ買いして配りたい!みんなに読んでもらいたい!」なんて言ってもらえたり、
ジャズギタリストの友達もじっくり読んでくれとって、ギタリストから見て違和感を感じた部分があったらその都度教えてくれて、議論してくれたり。
 
処女作なのにホント嬉しい限りだのん。
何の保証もない100ページもある原稿を読んでもらえただけでも有難いのに、感想を送ってくれたり、親身になってアドバイスまでしてくれるんだもん。
 
出版できるかどうかは置いといても、この本を書いたことでウクレレ大使活動の幅がかなり広がるもんで今後がマジで楽しみなんよ。
 
ライブや体験ワークショップだけじゃなく音楽理論ワークショップも織り交ぜてのゴリ論ツアーもやれちゃうし。
 
それにはやっぱりKindleじゃなくて本があった方が盛り上がるか(笑)
 
 
ということで出版関係のみなさん、マジでどーっすか!?
 
そこそこの冊数は足を使って売ってきまっせ(笑)