この曲によってJポップスのアクセサリーに成り下がったヒップホップは救われた(笑)
 
 
ヒップホップについて真面目に熱く語った記事も是非。
 
 
ヒップホップを救った次はラーメン屋のBGMに成り下がったジャズを救いに行く。 (笑)
 
そう決意した。
 
 
「ジャズミュージシャンは食えない、、、」
 
よくそんな嘆き声が聴こえてくる。
 
でも、そんなん当たり前だ。
 
日本のほとんどのジャズミュージシャンって新しいモノを何も生み出しとらんだで。
 
もう半世紀以上も前に黒人の葛藤と闘いから生まれた「あの頃のジャズ」をただ表面だけなぞっとるだけなんだもん。
 
ただ人種が違うってだけで社会から虐げられた悔しさや心の葛藤をキワドイ音に溢れ出させてぶつけ合うことで生まれたのが「あの頃のジャズ」だったのに、後になって音楽理論で整理整頓され商品化されたジャズの上っ面を真似しとるだけなんだもん。
 
つまりコピーバンド。
 
それじゃー食える訳がない。
 
ビートルズのコピーしかしとらんのに、なんでメジャーデビューできないんだ?って悩んどるのと一緒(笑)
 
でも逆になぞるだけじゃなく新しいことを生み出そうと前衛的なことをやっとるジャズミュージシャンはマニアックすぎてさらに食えんという地獄。。。
 
お洒落だからってイメージだけでジャズを聴きたいって人はスタンダードのマニュアル通りな演奏が聴きたいんだでやあ。
 
もはや完全にジャズイズデッド!?
 
 
「クラシックからジャズは生まれた」
 
学校ではそんな風に教えられとるみたいだけど、アホか!
 
そんなん後付けじゃ!
 
音楽理論は後からこじつけた単なる答え合わせの学問。
 
何かを生み出すためのものじゃない。
 
ジャズは大好きだけど、頭でしかジャズを考えられないエセジャズミュージシャンが苦手だ。
 
 
ただ、女にモテたいからジャズを真剣にやっとるって奴は信頼できる。
 
それこそまさに音楽への初期衝動!(笑)
 
どんな音楽でもリビドーが全て。
 
 
本気か冗談か分からん文章になっちゃったけど、とにかくジャズが好きでたまらんってだけの記事。
 
前にも触れたけど、アップルミュージックのライブラリーより、ワシが個人で所有するマイルスコレクションの方が枚数が多いのがプチ自慢。
 
でも「あの頃のジャズ」は今はほとんど聴かんやあ。
 
もちろん「あの頃のジャズ=50年〜60年代」も好きだけど、今でも聴くのは70年代以降のジャズばっか。
 
で、今のジャズはおもろくないもんで聴かん。
 
聴くぐらいなら自分で新しいジャズを生み出したいって思っちゃう。
 
 
唄うたいとして、バンドマンとしては「プロ」の自覚と覚悟を持って唄ってきとるけど、プロの「ミュージシャン」としての自負はない。
 
でもまだワシは43歳だ。
 
今からでもプロのジャズミュージシャンを目指す時間はまだ十分あるんじゃないか?(笑)
 
いや、「プロ」とは自覚と覚悟があるかどうか。
 
アマチュアなのにプロ以上に腕がいいギタリストも山ほどおるし、アマチュアなのにプロの歌手の旦那より歌がうまい嫁もおる。(笑)
 
そんな身軽な立場なのに美味しいとこだけ持っていく「超アマチュア」ミュージシャンを目指したい。
 
アマチュアって無責任でいいもんである意味ほんと強いんよな。
 
プロの覚悟を背負うのは唄だけで手一杯だでやあ。
 
 
12年前、マイルスデイビスが大好きでsmiles davisというユニットを組んでNYのCGBGとかビレッジバンガードでロイハーグローブとも一緒にラッパ吹いたりもしたけど、再び自らのジャズを「無責任に表現」することでジャズを救いに行きたい。
 
 
この曲は昔、ハンサム兄弟で試みたジャズとハードコアの融合だけど、もっと狂った「爆ジャズ」をバンドでやりたい。
 
 
希代の天才フリージャズピアニスト、スガダイローとタイマン30分3本勝負。
 
120分を超えるノーガードでの殴り合いはフリージャズ界ではちょっとした伝説になって再戦が望まれとるけど、お互い消耗しすぎて再戦はまだ実現しとらん。
 
そのカオスすぎた120分の中でもなぜかハーモニカを吹いてスタンダードを合わせてみたレア映像を公開。
 
 
封印しとるマーチンコミッティーをまた引っ張り出すかな。
 
 
 
結婚した当時、マイルスのダークメイガスを狂ったように毎朝爆音で聴いとって嫁に悩まれた。(笑)
 
頭のおかしい人と結婚しちゃった!?って(笑)
 
 
これは海賊版なんけど正規版より音もいいし演奏のテンションも高い名盤。
 
ブートレッグショップを探し回ってやっと見つけた時は興奮して早く聴きたくて走って家に帰った(笑)
 
今はYouTubeで無料でいつでもフルで聴けちゃう恵まれた時代になった。
 
でも歩き回ってやっと見つけてワクワクしながら家まで走って帰って聴いたあのワクワク感はもうないんかもな。
 
 
 
そんな今週日曜は下北沢ろくでもない夜でHANZI BANDワンマン! 
 
もちろんブラハイも参戦!
 
この日はジャズじゃなくロックを救いに行く。
 
みんな絶対来てくれよ!
 
ワンマンって奴はマジで特別なんよ。
 
※詳細
2017年2月12日(日)下北沢ろくでもない夜
HANZI BANDワンマンショー!
「LIVE NAKED〜裸で生きろ!」
オープン18時 / スタート19時 
前売り2,500円 / 当日3,000円
スペシャルゲスト Bro.Hi(ex.SOUL'd OUT、from.E.P.O)
チケット販売
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002212815P0030001