またまたキングコング西野くんがオモロイことやりやがった。

http://spotlight-media.jp/article/370505056378315909

 

3ヶ月前に発表した『えんとつ町のプペル』という絵本を全編ネットで無料公開。

 

もうすでに音楽業界はアルバム全曲フル試聴が当たり前な時代だで、ミュージシャン的には目新しいことじゃないかもしれんけど、発売してすぐの絵本でやるのは正直すげーと思う。

 

相場が崩れるとか、炎上商法とか、当然そんな批判もあるんだらーけど、もっと先を見とるんだで今後何が起こるのか期待しちゃうわ。

 

 

ただ、絵本作家のプロとしてギリギリでやっとった人たちが割りを食うのも確実だけど。

 

数年前から始まった音楽業界の無料化の流れで割りを食った才能溢れるプロミュージシャンを嫌っつうほど見てきたでね。。。

 

音楽業界は、一部の超売れっ子さんを除いてまだ無料化の流れの先の景色に辿り着けとらんのが現実。

 

 

自分でどう名乗ろうが、西野くんはあくまでもプロのお笑い芸人。

 

絵本作家だけで食ってかんといかん訳じゃない、という意味ではアマチュア。

 

でもプロの絵本作家以上の才能があっておまけに知名度が格段に高い。

 

 

そんな稀な存在である西野くんだからこそ出来た暴挙。

 

 

そんなことよりも、西野作品を初めてちゃんと読んだけど、絵本自体、物凄いクオリティーじゃん。

 

絵はもちろんストーリーも。

 

最後ちょっと鳥肌立った。

 

 

炎上商法とか言われようが要は中身。

 

炎上すらせんワシらレベルの売り上げのミュージシャンは音楽無料化の流れで完全に殺されかけとるけど、それでもまだまだロックスターの夢は諦めとらんだよ。

 

 

音楽やるならロックスターを目指せ!

 

そんな青臭い思いで自分を含めた全てのバンドマンや表現者に向けて書いた唄。

 

でもそのロックスターってのは自分なりのロックスターであって既存のシステムにしがみ付けってことじゃない。

 

ただダラダラと何の気概も成長もなく表現活動をやっとるのが好きじゃないって意味でもある。

 

 

自分だけの唄やプレイをとことん極めるのもロックスター道。

 

自分だけの仕組みを作り出すためにもがくのもロックスター道。

 

 

だで西野くんのやっとることはロックスター道そのものなんよな。

 

 

この唄はもともとバンドマンに向けて書いたんけど、バンドマン以外にも響いてくれとるのが嬉しい。

 

生きること自体が表現活動ってことだのん。

 

 

特にここ数ヶ月、益々強くなっとるんけど、

純粋にいい唄を沢山作って、毎日のように唄いたいって思う。

 

結局それが全て。

 

だで自らの「唄」の領域を高めるために「音楽」への取り組み方も数ヶ月前にガラッと変えた。

 

ワシにとって「唄」と「音楽」は別物。

 

毎日ウクレレの練習ばっかしとるもんで「判治はどーしちゃったんだ?あいつの唄には楽器の技術や音楽の知識なんか関係ないのに」なんて軽く心配しとる人もおるかもしれんけど、

 

楽器ぐらい多少上手くなったって別に構わんだよ。

 

圧倒的な唄がブレんければ。

 

唄うたいにとって楽器や音楽なんてもんはそんなどーでもいいレベル。

 

だったら別に楽器ぐらい上手くなったっていい。

 

楽器が下手より上手い方が唄の邪魔をせんだでね。

 

 

40超えてから結成して、もう一度一から勝負しとるHANZI BANDの初ワンマンがもう1ヶ月切っとる。

 

純粋にバンドマンとして最高なライブをやりたい。

 

今HANZI BANDでやれることを全て出し尽くしたい。

 

空っぽになるまで出し尽くすとまた前に進めるんよ。

 

 

いい絵本を読んでちょっと熱くなった。

 

 

※詳細

2017年2月12日(日)下北沢ろくでもない夜
HANZI BANDワンマンショー!
「LIVE NAKED〜裸で生きろ!」
1st.DVD「LIVE NAKED〜HADAKADEIKIRO」、ライブアルバム「LIVE NAKED〜THE無修正ライブ!」同時リリースパーティー!

オープン18時 / スタート19時 
前売り2,500円 / 当日3,000円

 

スペシャルゲスト Bro.Hi(ex.SOUL'd OUT、from.E.P.O)

チケット購入
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002212815P0030001