ど自由だった高校のでかい同窓会が終わったばっかだけど、ワシが通っとった中学はとにかく異常なほど自由がない学校だった。
僕らの七日間戦争のモデルになった学校らしく、異常に先生が厳しくて毎日のように殴られたし、鼓膜を破られた生徒もおった。
小学校の時、お調子もんの目立ちたがり屋ってだけで児童会に立候補して当選しちゃったもんで、中一で自動的に級長にさせられて、級長責任とかで他の生徒より頻繁に叱られて殴られた。
前髪はオンザマユゲ当たり前で違反するとその場でハサミで切られたり、修学旅行で行ったディズニーランドのシンデレラ城の前で連帯責任とかいう理由で100人ぐらいの生徒が2時間ぐらい正座させられたり、女子がセーラー服の下にスリップを着てきたら学年集会でみんなの面前でスリップを脱がされたこともあった。
これだけでも理不尽すぎて今だったら大問題だけど、未だに信じてもらえんルールがあった。
それは朝、登校したら一日中、女子はブルマで全ての授業を受けて掃除とかもその格好でするという謎のルール。
しかも体操着をブルマの中にきっちり入れてブルマを剥き出しにせんといかんという厳格さ。
男子も一日中短パン姿だったんけど、思春期の敏感な息子のご機嫌によって困ることも多かった(笑)
笑い話にしとるけど、今思えば明らかな人権侵害。
3年になって厳しかった学年主任と副主任が他の学校に移動になったり、生徒も成長して教師による理不尽な抑圧にも体力で対抗できるようになったこともあって、だいぶ異常さは和らいだけど、中学1年から2年の2年間は今思えば暗黒時代だった。
生まれてからずっとご機嫌な人生を歩んできとるノーテンキなワシでさえ、この中学の2年間だけはあまり元気がない時代だった。
でも、当時はこれが普通だと思っとったもんで何も疑問に思わんかった。
こんな風に明らかに異常な状況なのに、異常だと思わせんようにすることなんか簡単なんよ。
だで怖いんよな。
今日は終戦記念日って思ったら急にそんな不条理で暗黒な中学時代の事を思い出した。
ここ数年で日本は急激にヘイトな感情が溢れ出す社会になった気がする。
障害者は死んだほうがマシだって大量に殺傷した有り得ん凶悪事件が起こったのに、その犯人の気持ちが分かるってコメントが少なくなかったり、、、
隣国のことをあまりにも嫌って悪口ばっか言う人が急激に増えとったり、、、
そんなヘイトな感情が大きくなったものが戦争。
でも、それが普通だって思う人が急激に増えとって、危険だって叫ぶ声が全く届かんのが今の時代。
選挙結果もそうだし、伊方原発なんてありえん立地にある原発が何の安全確認もされんまま再稼働されようとしとったりもする。
でも、ほとんどの人はこの危険な時代の空気にすら気づいとらん。
どんだけ政権批判をしたところで、選挙結果は何も変わらんかった。
むしろ現政権の支持率が上がっちゃう始末。
もう違う方法を考えて実行するしかない。
今でも安倍政権には反対だけど、ただ批判するだけの言動はやめる。
何がどう怖くてこういう発言をしとるのかを、一方的な批判じゃなく、ちゃんと冷静に伝えていかんことには、同じ意見の人同士で盛り上がるだけで終わっちゃう。
しっかり分かった上で現政権を支持しとるのなら仕方がない。
でも何も知らずに何となく「経済がー」とかそんな理由で現政権を支持しちゃっとる人には、現政権のどこがどう危険なのかって事に興味を持ってもらえるような主張をしていきたい。
ある支配層の人間以外はどんな人間も戦争なんてしたくないって思っとるはず。
ましてや侵略戦争なんかありえんと思っとるはず。
でも、どんな戦争もその国の正義を守るという大義名分で始まる。
近代において、相手国を侵略するとハッキリ宣言して始まった戦争はたぶん一度もない。
でも結果的に全ての戦争は侵略的な戦争になる。
戦争を起こしたければ敵を作り出せばいい。
敵ができれば自国を敵から守るために相手国の人間を殺してもいいという感情が生まれる。
というか、そう誘動することなんか簡単だ。
敵を作り出す事ほど簡単な作業はない。
もうそうなったらもう戦争は止められない。
太平洋戦争もそうだったはず。
あれよあれよという間に国民全体が巻き込まれて、最後は特攻なんて異常すぎる行動なのに、誰もが異常だと言えん空気にしてったんだと思う。
特攻なんか日本人以外から見たら気持ちが悪いキチガイじみた行動にすぎん。
戦争の作戦としてもほとんど効果もなく、ただただ気色悪がられて原爆を誘発させたという説もあるぐらい愚かな作戦。
もちろん死んでった若者に罪はないと思っとる。
そんな時代を作った政治家や軍部が悪い。
特攻隊員は英雄なんかじゃなく、日本国の犠牲者にすぎない。
そういえば、特攻隊を英雄視しとる人ほど、最近多発しとる自爆テロに対して過剰にヘイトな反応をしとる気がする。
時代や国は違えども、その行動自体には違いはないのに。
特攻隊員も自爆テロの犯人もその国の正義を守るという大義名分の犠牲者。
地球上の全ての人間が国のために命をかけるなんて愚かな行動を二度とせんことを強く願うしかない。
ワシの爺ちゃんは知覧におった特攻隊の生き残り。
だで特攻隊の真実は同じ年代の誰よりも知っとるつもり。
この特攻隊の捉え方についての議論は遠慮させてもらう。
最近ブログでこんな社会的なことばっか書いとるけど普段は全く普通に朗らかに生きとるもんで安心して(笑)
実際に会って話しとる人は分かっとると思うけどね。
こんだけノーテンキなワシでも、本当に怖いって思っちゃう時代になっとるってことだけは確か。
だもんで、今日は終戦記念日ってことで、こんなブログを書いてみた。
少しでも興味が沸いたら自分でいろいろ調べてみて。
今はほとんどのことを自分で調べられる時代なんだでね。
僕らの七日間戦争のモデルになった学校らしく、異常に先生が厳しくて毎日のように殴られたし、鼓膜を破られた生徒もおった。
小学校の時、お調子もんの目立ちたがり屋ってだけで児童会に立候補して当選しちゃったもんで、中一で自動的に級長にさせられて、級長責任とかで他の生徒より頻繁に叱られて殴られた。
前髪はオンザマユゲ当たり前で違反するとその場でハサミで切られたり、修学旅行で行ったディズニーランドのシンデレラ城の前で連帯責任とかいう理由で100人ぐらいの生徒が2時間ぐらい正座させられたり、女子がセーラー服の下にスリップを着てきたら学年集会でみんなの面前でスリップを脱がされたこともあった。
これだけでも理不尽すぎて今だったら大問題だけど、未だに信じてもらえんルールがあった。
それは朝、登校したら一日中、女子はブルマで全ての授業を受けて掃除とかもその格好でするという謎のルール。
しかも体操着をブルマの中にきっちり入れてブルマを剥き出しにせんといかんという厳格さ。
男子も一日中短パン姿だったんけど、思春期の敏感な息子のご機嫌によって困ることも多かった(笑)
笑い話にしとるけど、今思えば明らかな人権侵害。
3年になって厳しかった学年主任と副主任が他の学校に移動になったり、生徒も成長して教師による理不尽な抑圧にも体力で対抗できるようになったこともあって、だいぶ異常さは和らいだけど、中学1年から2年の2年間は今思えば暗黒時代だった。
生まれてからずっとご機嫌な人生を歩んできとるノーテンキなワシでさえ、この中学の2年間だけはあまり元気がない時代だった。
でも、当時はこれが普通だと思っとったもんで何も疑問に思わんかった。
こんな風に明らかに異常な状況なのに、異常だと思わせんようにすることなんか簡単なんよ。
だで怖いんよな。
今日は終戦記念日って思ったら急にそんな不条理で暗黒な中学時代の事を思い出した。
ここ数年で日本は急激にヘイトな感情が溢れ出す社会になった気がする。
障害者は死んだほうがマシだって大量に殺傷した有り得ん凶悪事件が起こったのに、その犯人の気持ちが分かるってコメントが少なくなかったり、、、
隣国のことをあまりにも嫌って悪口ばっか言う人が急激に増えとったり、、、
そんなヘイトな感情が大きくなったものが戦争。
でも、それが普通だって思う人が急激に増えとって、危険だって叫ぶ声が全く届かんのが今の時代。
選挙結果もそうだし、伊方原発なんてありえん立地にある原発が何の安全確認もされんまま再稼働されようとしとったりもする。
でも、ほとんどの人はこの危険な時代の空気にすら気づいとらん。
どんだけ政権批判をしたところで、選挙結果は何も変わらんかった。
むしろ現政権の支持率が上がっちゃう始末。
もう違う方法を考えて実行するしかない。
今でも安倍政権には反対だけど、ただ批判するだけの言動はやめる。
何がどう怖くてこういう発言をしとるのかを、一方的な批判じゃなく、ちゃんと冷静に伝えていかんことには、同じ意見の人同士で盛り上がるだけで終わっちゃう。
しっかり分かった上で現政権を支持しとるのなら仕方がない。
でも何も知らずに何となく「経済がー」とかそんな理由で現政権を支持しちゃっとる人には、現政権のどこがどう危険なのかって事に興味を持ってもらえるような主張をしていきたい。
ある支配層の人間以外はどんな人間も戦争なんてしたくないって思っとるはず。
ましてや侵略戦争なんかありえんと思っとるはず。
でも、どんな戦争もその国の正義を守るという大義名分で始まる。
近代において、相手国を侵略するとハッキリ宣言して始まった戦争はたぶん一度もない。
でも結果的に全ての戦争は侵略的な戦争になる。
戦争を起こしたければ敵を作り出せばいい。
敵ができれば自国を敵から守るために相手国の人間を殺してもいいという感情が生まれる。
というか、そう誘動することなんか簡単だ。
敵を作り出す事ほど簡単な作業はない。
もうそうなったらもう戦争は止められない。
太平洋戦争もそうだったはず。
あれよあれよという間に国民全体が巻き込まれて、最後は特攻なんて異常すぎる行動なのに、誰もが異常だと言えん空気にしてったんだと思う。
特攻なんか日本人以外から見たら気持ちが悪いキチガイじみた行動にすぎん。
戦争の作戦としてもほとんど効果もなく、ただただ気色悪がられて原爆を誘発させたという説もあるぐらい愚かな作戦。
もちろん死んでった若者に罪はないと思っとる。
そんな時代を作った政治家や軍部が悪い。
特攻隊員は英雄なんかじゃなく、日本国の犠牲者にすぎない。
そういえば、特攻隊を英雄視しとる人ほど、最近多発しとる自爆テロに対して過剰にヘイトな反応をしとる気がする。
時代や国は違えども、その行動自体には違いはないのに。
特攻隊員も自爆テロの犯人もその国の正義を守るという大義名分の犠牲者。
地球上の全ての人間が国のために命をかけるなんて愚かな行動を二度とせんことを強く願うしかない。
ワシの爺ちゃんは知覧におった特攻隊の生き残り。
だで特攻隊の真実は同じ年代の誰よりも知っとるつもり。
この特攻隊の捉え方についての議論は遠慮させてもらう。
最近ブログでこんな社会的なことばっか書いとるけど普段は全く普通に朗らかに生きとるもんで安心して(笑)
実際に会って話しとる人は分かっとると思うけどね。
こんだけノーテンキなワシでも、本当に怖いって思っちゃう時代になっとるってことだけは確か。
だもんで、今日は終戦記念日ってことで、こんなブログを書いてみた。
少しでも興味が沸いたら自分でいろいろ調べてみて。
今はほとんどのことを自分で調べられる時代なんだでね。