アメリカの来年度の国防予算は、日本が今年中に安保法制を整えてアメリカ軍の「2軍」としてお手伝い出来るようになることを前提に、組まれとるらしい。

つまりアベちゃんはオバマちゃんに無理やり約束させられちゃったってこと。

だで11個もの重要な法案をどさくさに紛れて無理やり大急ぎで通そうとしとる。

だって普通に考えたらおかしいじゃん?

立派な総理大臣様があんな無茶なことするはずがないもん。

こんな大事な法案を11個もまとめて大急ぎで通す必要がどこにあるの?

要はジャイアンのプレッシャーでのび太が「わーんドラえもーん」状態ってことね。


こんな事態になっても

Aさん「やみくもに反対してネガティヴな感情になるよりポジティブに代替案を考えよう」

とか

Bさん「民主党だって与党時代に何度も強行採決したのをお忘れですか?」

とか

Cさん「若者のデモ集団のバックに共産党がついてることをご存知ですか?」

とか

Dさん「中国から攻められたらどうするの?集団的自衛権がないほうが徴兵制の可能性が高くなるかもしれないよ?」

とか言う人が多い。特に何かしらの表現活動をやっとる人に多い。

こんな事態になった今でも、社会の深みを知ったような顔でどっちつかずな発言をする表現者には表現者としての魅力を一切感じん。

そういう人達のほとんどが

「もちろんこの法案には反対なのですがね。。。そんな単純な問題じゃないというか。。。」

といったどっちつかずな態度しかとっとらんだよな。
全然カッコイイと思えん。


Aさんに対して言いたいこと。
ワシは15年前から「僕は戦闘機」という唄で
「平和な日本におって無責任に戦争反対なんてことは言えん、でも平和賛成とは叫びたい」
といった事をライブのMCで毎回のように言っとった。



あの頃は「戦争反対」という反対的なメッセージより「平和大賛成」というポジティブなメッセージのほうが力になると思ったから。
でも今はもはや平和な戦後じゃなく戦前になりかけとるんよ。
そんな悠長な事を言っとる場合じゃなくなったと思う。


Bさんに対して言いたいこと。
今更、民主党政権時代のことなんかもどーでもいい。
あの時とは国民の反対の声の大きさが全く違う。
しかも法学者のほとんどが違憲だと判断しとるのにまるで無視。
首相自ら「国民に理解を得られとらん」って認めとるのに、それを無視して「国民なんかそのうち忘れるだろう」とかいうナメた態度で強行採決をするその姿勢が怖い。
その直後に予想通りだったけど新国立競技場の建設見直しを発表したりとやることが稚拙で汚い。


Cさんに対して言いたいこと。
デモも前より明らかに多くの若者が動いとるってことはまぎれもない事実。
もし共産党が本当にこのデモを動かしとるんなら逆に共産党を尊敬する。
共産党支持者には悪いけど、そんな力はないと思う。


Dさんに対して言いたいこと。
今回の戦争法案は日本の国民の安全を守ることとは直接的に全く関係がない。
ざっくり言っちゃえばアメリカさんの経済回復のための戦争に「アメリカ軍の2軍」として自衛隊が参加させられるだけの法案。
地球の反対側に自衛隊を持ってかれとる隙に隣国から日本本国を攻められたら逆にどーすんの?
アメリカは日本のことを純粋に守る気なんか全くないんだぞん。
アメリカの2軍なんかじゃなく、外国からの攻撃から日本を守るためなら自衛隊がもっと力をつけてもいいと思っとる。
これはもちろん憲法9条を高らかに掲げたまま、個別的自衛権で対応できる話。


生まれてこのかた一度も自民党に投票したことがない。
前回の選挙であれほど自民党を勝たしちゃダメだったのに、何も考えずに自民党に投票しちゃった人や、選挙に行かんかった人達は、真っ先に戦争に行くか、そろそろ目を覚ましてください。

公明党を支持する学会員のみなさんは本当にこれでいいんですか?
あなたたちが信じる宗教って平和を実現する宗教じゃないの?
あなたたち支持しとる公明党が安倍政権と手を組んで戦争法案を強行採決したってことは一生忘れんでください。
公明党だけでも反対に回ってくれれば廃案にできる可能性がだいぶ高まるんよ。
真っ先に戦争に行くか、そろそろ目を覚ましてください。
今こそあなたたちが得意としてきた組織力の出番です。

ワシは共産党も維新の会も民主党も全く信じとらん。
具体的にどの政党に期待しとる訳でもないし、反日でも売国奴でもない。

でも、今、暴走する安倍政権を何が何でも止めんといかんって思っとるだけ。

衆議院を強行採決で通過しちゃったらもう、60日ルールが適用されてまた衆議院に戻されると思う。
参議院では何もできんかもしれんけど参議院の議員さんたちはこの安保法案に断固反対してください。
あなた方が一番重要視しとる「お選挙」にいい影響が出ますよ。

こんな状況で強行採決なんかしたらさすがに国民も気づく。
「この戦争法案に反対した議員さんにしか次の選挙で投票しない」

そんな空気ももっともっと大きくするしかない。

この渦がデカくなれば60日後に衆議院に戻されたとしても、「お選挙」に敏感な与党の「代議士先生」の中にも次の選挙が怖くなって反対する人が出てくるはず。

だって今でも気持ちは戦争法案に反対なのに暴走するお坊ちゃん総理大臣に切られることを避けて反対の声を上げとらんって議員も多いんだもんな。


このムードをデカくすることでこの戦争法案を廃案にできる可能性はぐっと高まる。

だで、今、やらんといかんことは、「この戦争法案に断固反対!」という態度をはっきりさせて、まだ声を上げとらん人たちも巻き込んでその声を大きくしていくこと。

だで、この戦争法案に反対しとるのに、若者のデモのことを批判したり、反対ムードに水を差すような発言はやめて欲しい。


誰も満点な行動なんかできんだよ。

揚げ足をとったり高みの見物をきめとる場合じゃない。


今はこの戦争法案に「断固反対」することこそが「ポジティブ」な行動だと思う。

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パグのパン粉もしっかりと未来を見据えとるよ。
もものネット被らされとるけど(笑)

この子の可愛さに免じてバンドマンごときが政治的発言することを許せ!